睡蓮の千夜一夜

馬はモンゴルの誇り、
馬は草原の風の生まれ変わり。
坂口安吾の言葉「生きよ・堕ちよ」を拝す。

手習いはいつ始めても遅くない

2018-07-26 14:33:09 | ひびつれづれ



サテンのドレスを着た貴婦人のような蜘蛛。

知人の奥方がブログに夢中とのこと。
ひまな時にのぞいてやってくれと言われて「いいよ」と応えたものの、
おれがブログやってるのは誰も知らないはずなのに...不思議。

「自分で覗いたほうがよくないか?」
「わりぃ、おれインターネットやったことない」
そうか、スマホでも簡単にできるのに...わかった。

1行書いて改行。
その繰り返しの合い間に広告が入る。
どこそこのケーキは美味しい、歌舞伎は和服がいいかしら、
ツレの寝言かうわごとを聞いてる気分。

それより1行ごとに2行改行するのはなぜだろう?
必然性はまったくないし、
これでは有って無いようなテーマすら薄れてしまう。
実質8行を読むために次ページに追われた。

(まさか最初からアフィカス?)
(そういう仕様のブログ?)

内容はともかく、何かに夢中になるのはいいことだ。
この奥方もしばらくやって書くことに慣れてくれば、
ぼんやりと周囲のニーズに気が付くはずた。

時代の波頭はセンセーショナルな出来事とは違うところにあるし、
小さな積み重ねがwaveの素になることもある。
なんでもやってみればいいさ。

内容は△✖だけど奥方の勇気に〇。
たとえ60歳代でも、
手習いはいつ始めても遅くない。

知人には、
「好きにやらせておけばいいよ、
「ただし人の悪口は絶対書くな」と。

モニターの向こうはWorld Wide Web.
いつどこで誰につながるか分からない、
いい人もいれば同じ数だけ悪い人もいると思ったほうがいい。
なんて、余計なことも云ってしまった。

自分のことを省みず、
人様に蘊蓄を云うのは10年早いと思っても

見て見ぬふりはできなかった。


今日は一日曇り空、
昨日の雨のおかげか涼しい風が吹く。

早起きしたけどオレンジの朝焼けも
眩しい
サンライズもない。
穏やかな朝、二度寝を誘う朝だった。




 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿