画像は今朝10分間の朝焼け
すぐ雲に覆われた。
山の家でトカゲの子どもを捕まえたとき、
「手にとるな やはり野に置け れんげ草」
この句が浮かんで裏山に放した。
この句が浮かんで裏山に放した。
赤腹イモリの生息地を知っている。
裏山の岩の影から湧いている水たまりに
うっすら積もる枯れ葉の下にいる。
裏山の岩の影から湧いている水たまりに
うっすら積もる枯れ葉の下にいる。
モリアオガエルとヤマカガシの幼体もいる。
裏山で赤腹イモリの子どもを捕まえたとき、
瓢水の句より先に、
甲高いきゃぁーが聞こえる気がして放した。
もうひとつの逸話が思いだせない
遊女を引くか、引かないか、粋人の発句なんだが、
ブログのどこに書いたか思いだせない。
カテをまたいで散文するぼくのせいだ
で、よーく探したらあった。
播磨の俳人「滝野瓢水(たきのひょうすい)」は
遊女を身請けしようとした知人を諌め、
「手に取るな やはり野に置け れんげ草」と詠む。
「手に取るな やはり野に置け れんげ草」と詠む。
おいらんの、
「此の里へ 来たらざるこそ 粋なるべし」
の発句には、
「手にとらで やはり野に置 け れんげ草」
と返した。
[取るな] と [とらで]の微妙な云い回しに、
瓢水の頷く姿と思いやりが顕れている。
粋なおとこだ。
大将も粋な人だった。
料理人の感性はぼくの想像をはるかに超えて
それらエピソードは数えきれないほどあって、
それらすべてが愛おしい。
大将も粋な人だった。
料理人の感性はぼくの想像をはるかに超えて
それらエピソードは数えきれないほどあって、
それらすべてが愛おしい。
今宵晴れたら
中秋の名月があらわれたら
浴衣の腰をはしょりかっぽれを踊る彼を偲んで
酒を呑もう。
寿命がいちにち縮まってもいいよな
早くあの世で会えるなら。
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