おかげでバルコニーとベランダをいったりきたり。
こころ休まるときがなくて、
午前中からロングな昼寝を決め込んだ。
ガーデンチェアの低反発クッションが風にあおられて飛んだ。
クッションはぼくの胸元すれすれをカミソリのように通り、
バルコニーの柵にバンと張り付きストンと落ちた。
ぼくはメテンになって見ていた。
柵に平面でぶつかったからいいものを、
もし柵のすき間10㎝をタテにすり抜けて行ったら・・・
あああ洒落にならん。
カゴに入れてテーブルに置いてあったタバコとライターと
オヤツの袋など、カゴごと気前よくすっ飛んでいった。
アルミテーブルは水入りバケツの重しのおかげで無事だった。
バルコニーの床に這いつくばり散乱物を回収しながら、
風は怖い、マジ怖いとおまじないのようにつぶやいた。
睡蓮鉢のウォーターマッシュルームは風になぎ倒されて
鉢の中で水没寸前だった。
これはそのまま、メダカたちのいい風よけになっていた。
かれらは息をひそめて隠れてる。
ぼくはメダカに見習うことにした。
部屋の中は吹きまくる風の音さえ遮断され、
遮光カーテンを閉めれば一気に夜になる。
エアコンの心地よい音を聞きながら眠りについた。
そして5時間後に目が覚めて、
忘れないうちにこれを書いている。
カラダの調子がいまいちのときは一日中眠気に
おそわれれていた。
どうよ、一気に借りは返したぞ。
だる重の両手で何回も顔を撫でてから
キッチンに珈琲を淹れにいった。
馥郁と香るブルマンに鼻がぴくぴくする。
もうこれで一日が終わったような気分、
寝起きなのに不思議だね。
なんつーかへんな達成感があるwオバカ
井上陽水 「青空ひとりきり」
楽しいことなら 何でもやりたい
笑える場所なら 何処へでもゆく
悲しい人とは 会いたくもない
涙の言葉で 濡れたくはない
青空、あの日の 青空 ひとりきり
悲しい人とは 会いたくもない
涙の言葉で 濡れたくはない
青空、あの日の 青空 ひとりきり
何かを大切に していたいけど
身体でもないし 心でもない
きらめくような 想い出でもない
ましては我が身の 明日でもない
浮雲、ぽっかり 浮雲 ひとりきり
仲良しこよしは 何だかあやしい
夕焼け小焼けは それより淋しい
一人で見るのが はかない夢なら
二人で見るのは たいくつテレビ
星屑、夜空は 星屑 ひとりきり
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