画像は新コロナが注目され始めた今年の3月半ば、
ごった返している谷中銀座を見渡す坂の上から。
何日か前にポストに入っていた選挙公報。
新聞版見開き6枚に都知事選立候補者22人のうち
掲載申請があった21人の政見が掲載されている。
掲載申請があった21人の政見が掲載されている。
(1)と(6)の2枚を画像で
22人のリストの中でぼくが知っている名前は6人のみ。
東京23区に住むエセ都民のぼくが云うのはおこがましいが、
大票田の注目度が高い選挙戦に知名度が低い人は致命的に
東京23区に住むエセ都民のぼくが云うのはおこがましいが、
大票田の注目度が高い選挙戦に知名度が低い人は致命的に
票を稼げない、この人ダレ?で終わってしまいそう。
山本太郎・宇都宮健児は一顧にあらず。
自民党推薦を蹴った百合子は泥舟には乗らないしたたかさ、
山本太郎・宇都宮健児は一顧にあらず。
自民党推薦を蹴った百合子は泥舟には乗らないしたたかさ、
広報を見るかぎり選挙慣れ小池百合子がダントツだと思うが。
都知事選は指をくわえて見ることにして
TVの開票速報を楽しみにしよ。
古い装丁の単行本
先日、藤村操の「巌頭之感」を書いていて、
もう一冊の古本を思いだして山の家に取りに行ってきた。
昭和3年発刊なのですでに92年が経っている。
「思潮文献 日本自殺淸死紀 全 」
大阪朝日新聞記者 山名正太郞 著
タイトルを見るとセンセーショナルで禍々しく思われるが、
中身は文献らしく概ね事実を淡々と記しているのと、
著者の感想を含め新聞記者らしい多角的視点で書いている。
とくに明治・大正・昭和初期の文士たちの悲劇的な最後を
時代に即して俯瞰に記す本はぼくの大切な資料でもある。
それでも本音を云うと装丁が気に入ったのが半分を占める。
末広町に東京支社がある某家電メーカーに勤めていたときに
神田の古本祭りで見つけたこの本は何十年も山の家の書庫に
眠っていたが、今回ひょんなことから陽の目を見る。
箱は必須、堅表紙はブルーの布張りにセロハンのカバー。
上野松坂屋で買い求めた由緒正しき本w
巻末にある図書目録は見るだけで愉しい
400頁ほどの単行本は2時間で読了する。
斜め読みが得意だから速いほうだと思うが、
この古本は読了するまで2日を要した。
文語体と正字体(康熙字典体)がネックになり2冊の辞書を
片手に読み進むから1頁を読むのに時間がかかる。
文語体→口語体はまだしも、正字体→常用漢字は難儀で
書道師範として培った漢文古文の素養が役に立ったかも。
ここ品川の部屋には本棚がない。
厚木の和室と同じように寝床の回りに積んでいるから、
そのうち夜中に雪崩が起きると思う。
それがイヤで電子書籍リーダーを買ったのに
読みたい本がリストにないというunbelievableさ。
今日は「日本軍歌全集」を読んでいる。
軍歌というと嫌悪に硬直する人がいるけれど
軍歌は昭和が誇る日本の漢詩とおもえばよろし。
ぼくは詩集と思って読んでいる
五七五調の韻をふくみ
望郷と憂愁に満ちた漢詩は
ぼくのこころにつよく響く。
子どもからジジババまで誰にでも歌えるリズミカルな
音階と戦争への高揚でこれら詩の良さが隠れている。
戦後の混乱からまだ100年も経ってないから、
評価されるのはまだずーっと後のような気がする。
この歌のおかげで予科練の入隊志望が大幅に増えたそうです。
「若鷲の歌」
若い血潮の予科練の
七つボタンは桜に錨
今日も飛ぶ飛ぶ霞ヶ浦にゃ
でっかい希望の雲が湧く
この歌の作詞は当時を代表する
詩人の西城八十さんです('Д')
月月火水木金金🎶お掃除してる時が多かった記憶
予科練だった父は、酔うと軍歌でした
耳から覚えた軍歌ですが、たしかに詩集ですね