睡蓮の千夜一夜

馬はモンゴルの誇り、
馬は草原の風の生まれ変わり。
坂口安吾の言葉「生きよ・堕ちよ」を拝す。

備忘録:日々変わりゆくモノ(焼き鳥屋・麻雀・NTT工事)

2020-06-02 09:34:58 | ひびつれづれ


去年はヒヨちゃんの定位置だったあの場所に、
今年は男前のシジュウカラが来るようになった。

ビオラの茎がまっすぐ立たなくなって、
竹串に支えられて姿勢を保っている。




スーパーの棚に並ぶ焼き鳥の竹串に「秘伝炭焼」とあり、
ネギマ・もも・つくねの3種類を買ってみた。
味はまあまあの「まぁ」ぐらいかな、
冷たい焼鳥をチンして食べるんだからそれなりに微妙。

焼き鳥屋の赤提灯にまだ明かりが灯らないころ、
カウンターの隅っこで大将の開店準備を見るのが
楽しみだった。

備長炭を入れた穴あき鍋を大きなガスコンロに乗せると、
炭はガスの火にあぶられてちんちんと火の粉を上げる。
大きな炭は灰の中に埋めその上に真っ赤に焼けた炭を置き、
火起こし完了、元シェフがつくる美味なアテもできた。
あとは提灯をともし客が来るのを待つだけ。

焼き鳥屋の前は田舎町にそぐわないビストロ風の洋食屋で、
ガラスドアを開けるとシックな色調の店内にレゲエっぽい
スローJazzが流れていた。
3年営業できたのはコアで熱烈な常連客のおかげかも。

大将の父親が焼き鳥屋に改装すると聞いて、
てっきり今風のカフェパブみたいな店かと思ったら、
入り口は竹格子の引き戸に変わり居酒屋テイストで
表には赤提灯までぶら下げていた。

野良着のじいさんたちが日本酒を酌み交わす隣で
婦人会のおババたちが意気軒高に気勢をあげる、
カウンターの隅でビールを飲みながら雀友を待ち
面子が揃えばなりゆきで店の二階にあがりこむ。

麻雀の人間関係ってあっさりしながら濃密なんだ。
顔色見ながら、指を見て、肩の動きも見つめてる。
メンバーのひとりにイーシャンテンになると両肩を
無意識に上下いるヤツがいて(内緒だよ)、
捨て牌と目の動きで待ち牌がよめる。

ボロ負けしたときは風呂につかりながら
必殺を喰らった雀譜をトレースする。
なんであそこで二筒なんだよ、
スジが通る相手じゃないのにほいほいと...。
伊勢屋の馬鹿は死んでも治らないってやつ。


今日は「NTTドコモ携帯電話基地局新設工事」が始まる日、
案内を見ると工期は6/2~7月中旬、朝9時~17時まで。
地上から屋上9Fまで足場を組むらしい。

JR東関東の広大な車両保管基地のおかげでこの近辺は
再開発から取り残され、下町情緒のしもたやが多い。
一通ばかりの入り組んだ路地に東海道の宿場町品川の
名残りが脈々と続いている。

一見して8階建てに見えるマンションの屋上にぼくが
住むペントハウスがあるので9階建てになっている。
屋上フロアの平面に携帯基地が新設されると眺望の
一角(富士山が見える西側)が侵されると案じた。

工事案内を見ると足場の設置場所は書いてあるが、
建物の躯体のどこに設置するのかは記載がない。

工事担当者に電話して聞いてみたところ、
ルーフバルコニーやマンション屋上ではなく、
南西側の壁(EV)に設置するとおしえてくれた。
大掛かりな足場設置と1.5カ月に及ぶ工期に納得。

毎日写真を撮ろう、ささやかながら、
日々変わりゆくモノを代弁する証人として。


守護神のブタ様はXPS8930の上に置いた。
貯金箱から守護神に昇格したのはスポット稿料をためた
ぼくのヘソクリを中に入れたから。
底に諭吉座布団を敷いて500円玉が入ってる。




あちら様のブタさんは玄関に置いて守り神、
うちのは無駄遣いを戒める金庫番、
どちらのブタさんも役に立ってめでたし。

年内にRX100M8が出そうなうわさ、
給付金の残りと守護人は軍資金の一助として、
ぼけーっとしてないで仕事しよ。
いまのぼくは物欲に生きている('Д')





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2 コメント

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麻雀って (keelongkeelong)
2020-06-02 14:47:05
(国に帰る時は主に親の顔を見るから、何処かでレストランに食事等をしても、
写真を撮ってBlogにUpするので、友に迷惑をかけるから大体一人で行く。)
だけど麻雀をする時だけは、皆と集めその前に先ずは“美味しい”所で食べて
から、一緒に麻雀をします。テーブルの上はまさに“戦友”のような状況でも、
遊びながら気軽に世間話…等をしたり、滅多にない顔合せの喜びを味わえます。
言う迄もなく、世の中のいい遊びはいっぱいありますが、麻雀というゲームは
“素晴らしい”~と思う人々も、きっと沢山いるのでしょうねぇ。 (笑)
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おもしろい (睡蓮)
2020-06-02 15:03:23
ぼくらも最初のころは和気あいあいと冗談云い合いながら
じゃらじゃらやりますが、ひとりでも戦闘モードになると、
空気が一変する。

勝っても負けてもまたやりたくなる賭け事の基本を押さえながら、
4人で卓を囲む楽しさがある。
結果は個人戦だけど手練れが揃えばチームワークすら楽しめる、
麻雀は面白いです、まさに戦友かな(*'▽')
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