ジャンル的には干物になるかと…
久しぶりに、ボラの卵が手に入ったので、アレを作ってみました。
ボラの卵で作ると言えば、あれですよ、アレ。
か・ら・す・み
とはいえ、作るのは数年ぶりのこと。
記憶の片隅にある作り方を思い出して、作業を進めて行きます。
①塩漬け。
塩で卵を包み込みます。
(多い分には問題ありませんので、思い切って多目にしましょう)
その状態で丸3日漬け込みます。
(今回手に入れた卵は少々小ぶりだったので3日にしましたが、通常サイズ~大サイズなら4日漬け込みます。)
②塩抜き。
サイズによっては半日程必要になるかと思いますが、今回は4時間。
ぬるま湯を使い、途中3回ほど水を変えて塩抜きしました。
③乾燥。
塩を抜いたら、水気を切って☆ます。
一日一回裏表を返して、1週間程で完成します。(できれば天日で)
色が黄色から飴色に変わり、表面が硬くなったら出来上がりです
今回使った小型の卵で丸4日で完成しました。
さて、出来上がりは…
コレ
結構良い色してるでしょ?
ただ、表面に白い部分がありますので、もう少し早く収穫しても良かったかもわかりませんネ。
収穫後、早速試食してみました。
その結果は…
VERY DELICIOUS!!
まるで売っているカラスミみたい
折角なので正月用に残しておきます
けっこう手間がかかるから高価なんですかね?
しかし、ボラは珍重されたり粗末にされたり、不憫な魚ですね(笑)
そのお値段も、確かに手間賃かもわかりません。
その証拠にこの卵、百円玉4つで事足りましたから(笑)
卵を取った後の身は捨てられる地方もあるそうですが…
この辺ではスーパーに並んでいるときもありますよ~
殿と違う所は酒で洗ってましたがその他は同じだったように思います。
毎年10月位から足繁く通いボラばかり釣りに行っていた事を思い出しました。
身も意外においしいんですよね!
干す前にも使うとなお良いですね~
昔はこうやって魚卵で作ったものを”からすみ”と呼んでいたそうです。
今度ブリなどの大きな卵が手に入ったら作ってみます。
カラスミまで作っちゃうんですね~!
釣った魚やこういう加工品使って、うちの近くで一杯飲み屋経営して下さい(笑)
一杯飲み屋は、daiさんの注文だけで”SOLD OUT”になりそうなんで止めておきます(笑)