水産生物部  [山形県立加茂水産高等学校]

水産生物部では様々な生物の
採集、観察、研究を行っています!

そんなめちゃめちゃたのしい活動の一部をご紹介!!

西日本から生還

2006年05月26日 16時56分10秒 | Weblog
 部長金子です。
修学旅行から一昨日帰ってきました。
今日は職員会議なので顧問がいません。ってことで、
今日はブログを書いて終わりです。

 何か書こうかと思いましたが、全然書くことがない。
修学旅行のことを書こうかと思ったのですが、相当長く
なりそうなので辞めておきます。でも、それじゃあ
何も書かないで終わり??






















終わりです。
以上 部長金子
                 

サクラマスとヤマメ  by顧問

2006年05月26日 00時02分08秒 | Weblog
 よく部員と、授業用に飼育しているサクラマスの養魚池へ行き、共に仕事をします。そんなサクラマスも、30日に鼠ヶ関川へ放流されます。(一部親魚でキープ)
 しかし、一般市民の方々においては、この活動と、魚の生態等がよく理解されていない部分があるので説明します。
 山形県の魚は「サクラマス」です。これは常識・・?  

 「サクラマス」なのです。

 山形県の海から内陸まで生息しており高級魚。しかも格好良いスタイル。
 私達は、そんなサクラマスを卵から飼育していています。しかし、私の川釣り仲間に「サクラマス」の話をすると、「それはヤマメだ!」と一蹴されてしまいます。

 なぜか?

 ヤマメは皆さんご存知ですよね。 そしてサクラマスもご存知ですよね。

 実は兄弟なのです。 ここは結構知らない人が多いのです。

 写真は、その兄弟です。
 同じ兄弟で、上は銀毛(スモルト)といいますが、光輝いています。まさに「マス」です。下はパーマークと言いますが、楕円がはっきりしていてまさに「ヤマメ」です。
 約10cmを越えた時点で兄弟は、海へ降る準備をした銀毛ものと、そのまま川へ残る「ヤマメ」に分かれ始めるのです。
 そして、海へ降って再度溯上してきたものを「サクラマス」と言います。
 
 おわかりですね。川にいる内は「ヤマメ」なのです。でも、「サクラマス」になる個体なのです。
  
 今日はこれまで。