水産生物部  [山形県立加茂水産高等学校]

水産生物部では様々な生物の
採集、観察、研究を行っています!

そんなめちゃめちゃたのしい活動の一部をご紹介!!

クリスマス

2011年12月07日 10時29分50秒 | Weblog
街でクリスマスソングを耳にすると

一瞬にして、幸せな・・平和な空間に浸れます。


先月、3年海洋環境科アクアライフ系の教科「水族館学概論」の授業を通して、生徒が加茂水族館の大きいクリスマスツリーの飾り付けをさせて頂きました。

当初30分程度の予定が、イルミネーション以上に熱が入り、1時間以上もかかりました。


好みの統一、見た目のバランス、アイディアに新しいアイディアが重なると止まらなくなるものでした。


クラゲ水槽とのコラボで、素晴らしい空間に仕上がっているものと思います。





ぜひ、多くの方に足を運んで頂きたいなと思っています。


また、授業で作成した配布用の「サクラマスの説明」も是非持って行って欲しいなと思います。



課題研究

2011年12月04日 19時54分59秒 | Weblog

3年生の教科「課題研究」について

水産生物部員3名が所属する班は、テーマ「マコンブ養殖」でプロジェクトを進めてきました。


キーワードは「水族館とのコラボ」です。


マコンブは庄内には自生していません。

しかし 冬場の低水温時の僅かな期間ですが、山形県沿岸でも北海道より種を購入し、2m程に成長させるこ

とが可能です。


以前、加茂水族館の水槽にマコンブ養殖のミニチュア版を展示したところ、そこから種が飛んで水槽の壁面か

らニョキニョキとマコンブが生えてきました。現在も継代飼育されています。


今回の研究は、その水族館マコンブから意図的に種を取り出し、養殖に繋げようというものです。


これが成功すると、大きなメリットがあります。


これまで種は北海道の南茅部から購入していましたが、販売終了が10月中旬でした。

すると、北海道の水温に対して山形県沿岸の水温は高いため、水温差から養殖が成功する年と失敗する年がありました。

これで、水温差の問題がなくなります。


種は、種糸と呼ばれ、タコ糸に幼体を付着させた状態に仕上げます。

11月1日にスタートし、種が付いているのか判らない状態で1ヶ月間観察を続けました。

12月に近づいたころ、水族館のクラゲ研究所で種糸の顕微鏡観察を行いました。


 ↓ しっかり付いていました! 幼体です。



現在、ようやく肉眼で見られるほどに成長しています。

海水温は15℃ そろそろ沖出し作業で、本格的に養殖スタートです。

12月の予定

2011年12月03日 08時22分06秒 | Weblog
12月は行事が目白押し



12月10日~18日にかけて、鶴岡アートフォーラムにて

「高校生アートフォーラム展」が開催されます。

内容は、田川地区の文化部の展示、発表です。


科学専門部は、本校水産生物部と南校科学部のポスター展示です。



12月13日は霞城セントラルビル内で、山形県科学部研究発表会が開催されます。

ここで、来年度の全国高等学校総合文化祭への参加校が決定します。


本校からは「ウキゴリの採捕数から見た棲息条件の考察」というテーマで

今年、一生懸命ウキゴリ類を採捕し、計測し、考察した結果、導かれたウキゴリの棲息条件を発表します。

これで、スミウキゴリ・シマウキゴリに続き、3種の棲息条件を明らかにすることが出来ます。

ただし、今回は仮説止まりで、来年度の活動で証明する予定です。


その発表用に、ウキゴリの写真を再撮りしていますが、これがなかなか難しい・・・

とりあえず、テストが7日まで行われ、本格始動はこれから。

師走です

2011年12月02日 12時56分33秒 | Weblog
↑朝一の鳥海山です。


忙しさが加速する「師走」に入りました。

雪も鳥海山の麓まで降りてきており、寒さも増してきました。



↓ 10時頃、久しぶりに最高の鳥海山が顔を見せてくれました



気分も一転しますね。


アワビの磯見漁も解禁され、加茂の漁師さんも活気づいています。




そして、ハタハタ漁も間近です。


部活は、テスト期間に入り休止状態です。


今後の日程はまた後日。