県魚「サクラマス」について
サクラマスの旬は今です。
昨年11月、水温が18℃を切った頃に淡水のヤマメを海水へ人工的に慣れさせ「サクラマス」にしました。
?の方もいるかと思うので説明を加えると、ヤマメとサクラマスは同じ魚です。一生川に残った個体を「ヤマメ」海に降ったものを「サクラマス」と言っているだけです。
そして、海水に慣れさせたサクラマス(養殖)には身が赤くなる特別な餌を約半年与え、200gから約800gまで育て、成長速度も早いことが判りました。
今日、天然サクラマスを購入し、外観や肉質・食味を比較しました。
↑ 天然と養殖 ・・・判りますよね。
デカイ方が天然で、小さい方が養殖です。
ヒレの形や顔の凛々しさが天然物は格好いい!
しかし、問題は身の方。
身の赤み具合や、味で見劣りしなければ、市場で少しは勝負できると考えていました。
↑・・・上が天然、下が養殖
明らかに天然の勝ち。赤みにツヤがあります。
ここからは生徒とのやり取り
「身が赤くなる餌を与えたので、身は赤いはず」
養殖サクラマスを捌く
「オー!」生徒の歓声
「次に天然、これはソコソコ赤いはず」
「アー ↓ 」 この時点で天然には全然及んでいない空気が漂う。
「問題は味!」
どう転んでも太刀打ち出来ないことが判りました。 ・・・今回は
ただし、味は比べなければ
比べなければソコソコ美味しいことが判りました。
問題は餌の改善。
人間の管理下で、安定した高品質な物が出来ない訳はないと思いたい今日でした。
日は沈み、また昇る。
サクラマスの旬は今です。
昨年11月、水温が18℃を切った頃に淡水のヤマメを海水へ人工的に慣れさせ「サクラマス」にしました。
?の方もいるかと思うので説明を加えると、ヤマメとサクラマスは同じ魚です。一生川に残った個体を「ヤマメ」海に降ったものを「サクラマス」と言っているだけです。
そして、海水に慣れさせたサクラマス(養殖)には身が赤くなる特別な餌を約半年与え、200gから約800gまで育て、成長速度も早いことが判りました。
今日、天然サクラマスを購入し、外観や肉質・食味を比較しました。
↑ 天然と養殖 ・・・判りますよね。
デカイ方が天然で、小さい方が養殖です。
ヒレの形や顔の凛々しさが天然物は格好いい!
しかし、問題は身の方。
身の赤み具合や、味で見劣りしなければ、市場で少しは勝負できると考えていました。
↑・・・上が天然、下が養殖
明らかに天然の勝ち。赤みにツヤがあります。
ここからは生徒とのやり取り
「身が赤くなる餌を与えたので、身は赤いはず」
養殖サクラマスを捌く
「オー!」生徒の歓声
「次に天然、これはソコソコ赤いはず」
「アー ↓ 」 この時点で天然には全然及んでいない空気が漂う。
「問題は味!」
どう転んでも太刀打ち出来ないことが判りました。 ・・・今回は
ただし、味は比べなければ
比べなければソコソコ美味しいことが判りました。
問題は餌の改善。
人間の管理下で、安定した高品質な物が出来ない訳はないと思いたい今日でした。
日は沈み、また昇る。
加茂水族館のマコンブを親として種(遊走子)から育てたマコンブを収穫しました。
海中養殖スタート時期が遅かったため、予想通り短いマコンブで終わってしまいました。
↑一応「シャブシャブ」で食す。
皆絶賛。
山形県で生マコンブは流通していません。
今年度は、早めに種作りを行い、再チャレンジです。
↑ 加茂坂養魚池に春の花が咲き乱れています。
新入部員も待ち遠しい今日この頃。
海中養殖スタート時期が遅かったため、予想通り短いマコンブで終わってしまいました。
↑一応「シャブシャブ」で食す。
皆絶賛。
山形県で生マコンブは流通していません。
今年度は、早めに種作りを行い、再チャレンジです。
↑ 加茂坂養魚池に春の花が咲き乱れています。
新入部員も待ち遠しい今日この頃。