こんにちは  クマん家に ようこそ~

どうぞ、温かいお茶でもいかがですか

素晴らしい自然の力

2015-11-04 07:19:20 | 日記
お姑が入院して9日になりました

誤嚥で窒息状態から復活しています

母の少しの呼吸を感じると、機械は強制的に酸素を送り

心臓は、常に100走をさせて負担をかけているようでした

酸素吸入のシューシュー音で話しかけても聞こえないし

漏れた酸素の風圧で、口は開いてしまいます

心臓の負担もあるし、その為か、尿も出なくなって

足も手も顔もむくみ、お姑の顔ではなくなりました

そうして命をつないで、3日目の朝

クマは主人に、お姑の事を任されているので

不安で、涙がとまらなかったのですが

先生に相談して通常の酸素吸入にしていただきました

母の顏全体も見えて、むくみの顔も可愛いく感じました

穏やかな顔になりました

聞こえなくても話しかけ、手足をさすり続けました

夕方、握った手に反応がでたのです

大きな声で話しかけていると、まぶたが少し動いたような・・

奇跡のような瞬間でした

さらに手や体をさすり続け、「お母さん目を開けるの手伝おうね」と

瞼を持ち上げてあげましたら、薄めが開き

くまは「目が明きました~手が動いてます~」と看護師さんを呼びました

焦点がったのか、ほんの少し笑顔が出たんです

「笑いましたよね~~」看護師さんもそれ見ていました

瞼のむくみは消え始めて、通常の顔に戻っていきました

くまだけが母が目を開けた顔を見たら、主人は残念と思うかもしれないと

看護師さんに頼んでクマと母の写真を撮ってもらいました

後から来た主人も、動く手と目が開いた母にあえました

翌日、さらに反応も良く、尿もしっかり出るようになりました

何を話しかけても、うなずけて声も出て、しっかり通じるのです

看護師さんの「ハイ、チーズ」の掛け声で

ベッドの母、クマ、主人と顔を寄せ合った写真が撮れました

母も、目をしっかり開けて、穏やかな母の顔で撮れました

ただ、ずっと食事がとれていないので体力は減る一方です

30㎏で骨と皮の母に、胃瘻の穴を開けるのは忍びないですし

少し声が出るのに、気管切開もしては可哀想です

奇跡の復活から9日目、ネットで

専門家の良いコメントを見つけました

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最期まで医療が介入せず、点滴注射も酸素吸入も行わない

栄養を遮断して飢餓状態になると、

脳内にモルヒネ様物質が分泌されるので、幸福感が味わえるようです

また脱水状態になると、血液が濃くなり意識レベルが下がるので

まどろんだ状態になります

1人、2人ではなく、300人がそのような静かな最期でした

人間には死の間際に「苦しみを防ぐしくみ」が

生まれつき備わっているとしか思えません 

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今は酸素吸入でしっかり酸素は足りていますし

血圧も正常値、水分は点滴です

身体の痛みもありません

栄養はたりてないのが可愛そうなのですが

この文を読んで、少しだけ安堵の感がしています

飢餓状態は幸福感につながっていく・・

人には素晴らしい力が、自然に備わっているのですね

今日も1日、母に、強力クマパワーを注いできます







コメント (6)
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