レンズの向こうに・・・PART2

きままな写真ブログです。ホッとする写真、懐かしい写真、ニコッとする写真、感動する写真、そんな写真が撮れたら楽しいですね。

Vol.2061 日南では夏の花がたくさん咲き始めました。  (Photo No.14360)

2018年06月01日 21時42分43秒 | 風景
薄紫の綺麗な五角形をしたツボミですね。さて、これは何の花のツボミでしょうか?。
花好きな人ならすぐにわかりますよね。キキョウです。キキョウは俳句の季語で言うと
初秋を表すそうですが、最近は今の時期、まさに初夏からキキョウが見られるようにな
りましたね。それにしても綺麗な五角形でしょう。そしてはち切れんばかりにツボミが
パンパンになっています。江戸時代に加賀千代女(かが の ちよじょ:1703年~1775年)
という俳人が、こんな俳句を詠んでいましたよ。

「桔梗の花咲時ほんと言ひさうな」

このツボミを見れば、確かに花開く時に「ポン」と音が鳴りそうな気がしますよね。じっと
ツボミの前で待っていれば、開花時の音を聞くことが出来るかも知れません。キキョウって
何時頃に花を咲かせるのでしょうね。やはり早朝ですかね。誰か早起きして実際に調べて見
てくれるといいのですが(笑)。最近は早起きが苦手になりました。

【撮影日】2018/06/01 12:33:04.92
Nikon D300 レンズ:60mm f/2.8G
焦点距離:60mm f/5.6 1/800秒

6月になりましたね。季節の移り変わりは本当に早いものです。今日の日南は久しぶりに快晴
となりました。早速カメラを持ってサイクリングに出かけてきました。堤防の土手や田んぼの
畦道などに、夏の花がたくさん咲き始めていましたよ。写真のキキョウは、吾田の日南市役所
の裏手にある畑に咲いていました。ちょうど年輩のご婦人が(歳の頃は70代後半くらいかな)
畑の手入れをされていて、私が「花がたくさん咲いていて綺麗ですね。写真を撮らせてもらえ
ますか?」と聞くと始めは不思議そうな顔つきでしたが「どうぞ、どうぞ、たくさん撮って下
さい。」と、とても親切に対応してくださいました。きっと大きなカメラで花の写真を撮る人
は珍しかったのでないかと思います。「ここの土地は借りているんですよ。毎日暇だから、花
や野菜をこうして育てているんです。体を動かすと、ご飯が美味しく食べられるからな。自分
で作った野菜はよ、やっぱ一味違うがなー!。あんたは日南の人?」といろいろと話しかけて
来られて、30分くらいは花談義で話し込んでいたと思います。とても楽しいひとときでした。

今日のお薦めの曲は、はしだのりひことシューベルツの「風」です。今、こうしてじっくりと
聞いてみると、いい歌だなー!ってしみじみと思いますね。

♪そこにはただ風がふいているだけ♪

歳を重ねて来ると、この歌詞が簡単で単純な歌詞なのに、とても奥深い意味のある歌詞だなっ
てわかったような気がしました。

キキョウのオシベは花びらと同じ5本でした。(Photo No.14359)

2018年06月01日 21時42分01秒 | 風景
キキョウのメシベは、意外と大きいですよね。その大きなメシベの周りに5本のオシベがメシベ
を守るように取り囲んでいます。キキョウのオシベが花びらと同じ数だったなんて、初めて知り
ました。

【撮影日】2018/06/01 12:32:55.00
Nikon D300 レンズ:60mm f/2.8G
焦点距離:60mm f/5.6 1/640秒

ユリズイセンがたくさん咲き出しましたよ。 (Photo No.14358)

2018年06月01日 21時41分19秒 | 風景
ユリズイセン科の花は、南米原産の花が多く、アルストロメリア科とも言われています。日南には
このユリズイセンが野生化していて、多年草なので、毎年同じ畑や堤防の土手でその花を見る事が
できます。東京ではまず見ることがはありませんでしたが、南国日南では、まるで雑草の如くこの
ユリズイセンを見る事ができるのです。

【撮影日】2018/06/01 11:53:29.16
Nikon D300 レンズ:VR 70-300mm f/4.5-5.6G
焦点距離:300mm f/5.6 1/800秒

グラジオラスは古代ローマと深い関わりがありました。 (Photo No.14357)

2018年06月01日 21時37分06秒 | 風景
グラジオラスの名前の由来はラテン語で「Gladius:剣」から来ていました。花の名前が古代ローマ
の剣であるグラディウスに由来していたなんて面白いですね。これは、グラジオラスの葉が、剣に
類似していることが根拠と言われるようですが、古代ローマから存在していたグラジオラスに驚き
ました。歴史のある花だったんですね。

【撮影日】2018/06/01 12:25:58.47
Nikon D300 レンズ:VR 70-300mm f/4.5-5.6G
焦点距離:165mm f/5 1/1000秒

グラジオラスの花言葉は「密会」や「用心」だとか!。 (Photo No.14356)

2018年06月01日 21時36分20秒 | 風景
古代ヨーロッパでは、人目を忍ぶ恋人たちがこのグラジオラスの花の数で密会の時間を知らせていた
とされていて、それで花言葉が「密会」とか「用心」になったそうです。写真の赤いグラジオラスの
花の数だと4つですから、例えば夕方4時に会いましょう!、という事だったのでしょうかね。

【撮影日】2018/06/01 12:25:26.60
Nikon D300 レンズ:VR 70-300mm f/4.5-5.6G
焦点距離:82mm f/4.5 1/640秒

グラジオラスの花の仲間には綺麗な花が多いですよね。 (Photo No.14355)

2018年06月01日 21時35分42秒 | 風景
例えば、開花が終わったワトソニアとか、これから咲き出すモントブレチアなどもよく似ています。
花瓶に挿すととても見ごたえがあって、ゴージャスな感じもします。 

【撮影日】2018/06/01 12:25:46.42
Nikon D300 レンズ:VR 70-300mm f/4.5-5.6G
焦点距離:180mm f/5 1/1600秒

黄色の百日草の花の蜜は美味しいの? (Photo No.14354)

2018年06月01日 21時35分02秒 | 風景
ベニシジミ蝶が、黄色の百日草の蜜を吸っています。ところで皆さんは、蝶が蜜を吸うのは我々が
ストローでジュースを飲むような感覚で蜜を吸っていると思っていませんか?。実はそうではない
のですよ。蝶が肺呼吸をしているはずもなく、その原理を調べた昆虫学者がいて、蝶の口を電子顕
微鏡で調べてみると超細かい毛細(もうさい)がビッシリとついていて、どうもそれが毛細管現象を
使って蜜を吸っているようだと言っているのです。確かに言われてみれば、なるほど!って思いま
すよね。
 
【撮影日】2018/06/01 12:36:00.00
Nikon D300 レンズ:60mm f/2.8G
焦点距離:60mm f/5.6 1/2500秒

可愛いパンジーが咲いていました。 (Photo No.14353)

2018年06月01日 21時34分04秒 | 風景
まるで小さな雑草の密林みたいな所に、可愛いパンジーが花を咲かせていました。雑草を掻き分けて
このパンジーを見つけた時、ちょっとした感動がありましたよ。「おっ!、いい被写体を発見!。」
見たいな感動です(笑)。でも写真好きの方ならきっとこの感覚はわかってもらえると思います。

【撮影日】2018/06/01 12:35:26.74
Nikon D300 レンズ:60mm f/2.8G
焦点距離:60mm f/5.6 1/500秒