この橋は「飯野竜神橋」というのですが、実は印旛沼周辺には龍に
まつわる伝説がいつくも残されているのです。その昔、農民たちは
旱魃(かんがい)が続くと神仏に救いを求め、降雨を司る「龍」の
字を持つ寺を三つ建てました。龍湖寺、龍淵寺、青龍山です。
そのお寺に神楽や獅子舞(これらは民俗芸能として各地に現存)を
奉納して降雨や豊作を祈願したそうです。こうした信仰を育む過程
でさまざまな伝説や説話が生まれたそうです。
その一つが、日照りに苦しむ農民の願いを聞き届け龍王の許しを得る
ことなく雨を降らせた印旛沼の小龍が、そのため龍王の逆鱗に触れる
こととなり、その身を3つに引き裂かれてしまったというお話です。
先に紹介した三つのお寺とは関係ないのですが、三つに引き裂かれた
お寺は、頭が落ちたところが龍角寺(千葉県印旛郡栄町龍角寺)、
腹が落ちたところが龍腹寺(千葉県印西市竜腹寺)、尻尾が落ちた
ところが龍尾寺(千葉県匝瑳市大寺)と言われているそうです。
今度、この六つのお寺を回って見ましょう。
【撮影日】2015/10/12 14:21:45.22
Nikon D300 レンズ:VR 70-300mm f/4.5-5.6G
焦点距離:240mm f/6.3 1/1250秒
まつわる伝説がいつくも残されているのです。その昔、農民たちは
旱魃(かんがい)が続くと神仏に救いを求め、降雨を司る「龍」の
字を持つ寺を三つ建てました。龍湖寺、龍淵寺、青龍山です。
そのお寺に神楽や獅子舞(これらは民俗芸能として各地に現存)を
奉納して降雨や豊作を祈願したそうです。こうした信仰を育む過程
でさまざまな伝説や説話が生まれたそうです。
その一つが、日照りに苦しむ農民の願いを聞き届け龍王の許しを得る
ことなく雨を降らせた印旛沼の小龍が、そのため龍王の逆鱗に触れる
こととなり、その身を3つに引き裂かれてしまったというお話です。
先に紹介した三つのお寺とは関係ないのですが、三つに引き裂かれた
お寺は、頭が落ちたところが龍角寺(千葉県印旛郡栄町龍角寺)、
腹が落ちたところが龍腹寺(千葉県印西市竜腹寺)、尻尾が落ちた
ところが龍尾寺(千葉県匝瑳市大寺)と言われているそうです。
今度、この六つのお寺を回って見ましょう。
【撮影日】2015/10/12 14:21:45.22
Nikon D300 レンズ:VR 70-300mm f/4.5-5.6G
焦点距離:240mm f/6.3 1/1250秒