レンズの向こうに・・・PART2

きままな写真ブログです。ホッとする写真、懐かしい写真、ニコッとする写真、感動する写真、そんな写真が撮れたら楽しいですね。

飫肥の街でも花火が打ち上げられましたよ。 (Photo No.13601)

2016年08月16日 10時27分20秒 | 風景
寿太郎祭りの花火は、私の家の側の川原で打ち上げられますから、家の
前の堤防は特等席なんです。三脚にカメラをセットしてスローシャッター
で花火を撮影します。田舎のお祭りですから、花火の予算が少ないので
最初はこうして単発で花火が上がります。


【撮影日】2016/08/13 20:51:07.07
Nikon D810 レンズ:VR 24-120mm f/4G
焦点距離:75mm f/9 1.6秒

風がもっとあると良かったですね。 (Photo No.13600)

2016年08月16日 10時26分48秒 | 風景
この日はあまり風が吹いていなかったようで、花火の煙がちょっと
邪魔になりましたね。単発の花火が数十発あがって、ちょっと間が
あり、いよいよこれから連発花火のクライマックスが始まります。

【撮影日】2016/08/13 20:52:52.67
Nikon D810 レンズ:VR 24-120mm f/4G
焦点距離:75mm f/4 1.6秒

意外と楽しめた今年の寿太郎祭りの花火大会  (Photo No.13599)

2016年08月16日 10時26分20秒 | 風景
花火大会の時間はおよそ10分間くらいだったと思いますが、それでも
最後のクライマックスで打ちあがった花火には、ちょっと興奮しまし
たよ。少ない予算で、効果的に見せる花火師の方達に拍手です。

【撮影日】2016/08/13 20:55:16.80
Nikon D810 レンズ:VR 24-120mm f/4G
焦点距離:75mm f/5 1.6秒

Vol.1960  飫肥の赤面法印燈篭流し   (Photo No.13598)

2016年08月12日 19時00分53秒 | 風景
お盆になると死者の魂を弔って灯籠(灯篭)やお盆の供え物を海や川に
流すこの灯籠流しを見かけるものですが、飫肥の街にもちゃんとこの燈
篭流しの行事が残っていましたよ。この灯籠流しは、もともとお盆の行事
の送り火の一種であったようですが、最近は夏祭りや花火大会などの最
後のイベントとして行う地域が多いようです。ただ、河川を汚すという
事で、川下で流れてきた灯籠を回収するところも多いようです。
夕暮れの7時頃に、家の前の酒谷川の中に松明が灯されました。灯篭流し
の開始時間は7時30分頃です。思った以上に多くの方が訪れていましたよ。

【撮影日】2016/08/03 19:15:01.50
Nikon D300 レンズ:VR 70-300mm f/4.5-5.6G
焦点距離:240mm f/5.6 1/15秒

今日もまたまた暑い日南です。連日のように飫肥の街を太陽が照り付け
ます。昨日は「山の日」でしたね。小松山に登ろうと思っているのです
がどうも連日の暑さで、躊躇しています。やっぱり登山は涼しい秋の方
がいいですよね。さて、昨日からお盆休みになった人も多いでしょう。
友人達も、ぞくぞくと日南に帰省してきています。今年はカレンダーが
中途半端ですが、それでも5連休、6連休を故郷で過ごす人が多いでしょ
うね。

今日のブログのタイトルの赤面法印(あかづらほういん)は実在した飫肥
のお寺の和尚さん(祐遍和尚)の事で、日南の神話としてちゃんと残っ
ていました。その神話をそのまま抜粋すると

【・・・たく鉢は欠かせぬ行の1つであった。祐遍は美男子で、かみそりを
 あてた月代(さかやき)の跡も美しく、読経の美声を聞いて辻のあちこ
 ちで待つ娘や人妻が現れた。墨染めのそでを引かれたり、恋文をたもと
 にしのばせる女性もあったという。果ては談義所にまでしのび、恋文を
 投げ込む始末。
 これは自分の不徳のいたすところ、行を積む身としては浮心あるかと
 自省、ついにある日一大決心して仏道専修の一筋を選ぶ。大がまに湯を
 たぎらせ、熱湯をかぶり、顔面やけどの醜い姿となった。あまりに変ぼ
 うした彼を祐遍と知らず、人々は赤面坊主とちょう笑するようになった。
 ところが、立ち居、ふるまい、美声までは隠せない。やがて真相が分かり
 、心を寄せた女性たちは自らの行状をわび、人々はますます仰慕の念を
 強くした。なかには彼の求道の神髄に触れ、仏道に帰依した人もいたと
 いう。これが「赤面法印」の由来である。】

すごい話でしょう。美男子に生まれてきたばかりに、このような人生を選ば
ざる負えなかった祐遍和尚の人生は、本当に幸せだったのでしょうかね。
もし私がこの祐遍和尚の立場だったら、もう、やりた・・・。墓穴を掘りそう
なのでやめときましょう(笑)。
和尚さんになる人は二枚目ではなくて三枚目の人が向いているのかも知れま
せんね。我々の身のまわりの職業でも、向き不向きは必ずありますよね。特
に性格が重要視される職業が葬儀屋さんです。明るい性格の人は向かないの
だそうです。こんな笑い話があります。デパートに勤務していた明るい性格
の友人が、これからの時代は葬儀屋が儲かると言って、葬儀場に転職して、
初めて葬儀会場に出た時に、これまでは常に笑顔で接客していた所を、一日中
それをグッと我慢して、暗い表情にして、何とか最後まで無事に葬儀を終わら
せ、でもついホッとして気持ちが緩んだのか、出口で参列者に挨拶をする時に、
普通に御辞儀だけしてればいいものを、デパート勤務時代の習慣が出てしまっ
て、笑顔で「またのお越しをお待ちしております!。」といって上司に叱られ
たとか(笑)。性格ってなかなか直らないものですね。

今日のお薦めの焼酎は松の露酒造の「松の露 無濾過」です。日南の芋焼酎
です。じつはこの焼酎のラベルには「らりるれ きくけこ」というラベルが
貼ってあります。この意味わかりますか?。「ろ」と「か」が無いでしょう。
それで無ろか(無濾過)なんだそうです。まあまあ、面白いネーミングです。
この焼酎、ずっと探していた焼酎だったのですが、先日、家の近くにある
日南酒造協同組合で1本だけ売っていたのです。度数は25度、無濾過ですから
やはり焼酎の旨み成分たっぷりの焼酎でした。ロックが最高でしたよ。なか
なか手に入りませんが、見つけたら即買いですね。

今日のお薦めの曲は馬場俊英の「スタートライン」です。いい歌です。
ちょっとラップ調で、勇気が沸いてくるようなそんな歌です。

なかなかいい言葉ですね。(Photo No.13597)

2016年08月12日 18時59分35秒 | 風景
「信じること 相手にたいする思いやり」いい言葉ですね。歳を重ねて
くるとこんな言葉についつい反応してしまう自分がいます。
あの相田みつをさんの
「つまづいたっていいじゃないか にんげんだもの」
「しあわせは いつもじぶんのこころがきめる」
という言葉に心から反応してくるようになるのが、恐らく40歳を過ぎてから
でしょうかね。人は、歳を重ねて初めて「心に響く言葉」に気がつきます。

【撮影日】2016/08/03 19:17:33.95
Nikon D810 レンズ:VR 24-120mm f/4G
焦点距離:70mm f/5 1/80秒

今の和尚さんがこうして法要をしてくれます。 (Photo No.13596)

2016年08月12日 18時57分26秒 | 風景
和尚さんが読まれている文の見出しは「祐遍法印正佛忌」と書かれています。
今、赤面法印が祀られている神社は飫肥の岩崎稲荷神社の脇にあります。
お盆に時期になると、こうしてお参りする人が増えてきます。私もカメラ
を持って2回程、赤面法印の祀られてある神社をお参りしてきました。
「立派な生き方に頭が下がります。」という気持ちを込めて、お参りして
きました。ホントです(笑)。

【撮影日】2016/08/03 19:34:16.40
Nikon D300 レンズ:VR 70-300mm f/4.5-5.6G
焦点距離:170mm f/5 1/15秒

出番を待つ灯籠に火が灯りました。 (Photo No.13595)

2016年08月12日 18時56分36秒 | 風景
灯籠の中に小さなロウソクが立ててあって、それに次々と火を灯して
いきます。全体では200体以上あったと思いますよ。それぞれに住所
と名前が書かれてあり、日南市だけでなく、関東在住の方も多かった
ですね。

【撮影日】2016/08/03 19:41:04.87
Nikon D810 レンズ:VR 24-120mm f/4G
焦点距離:70mm f/5 1/80秒

灯籠流しがはじまりました。 (Photo No.13593)

2016年08月12日 18時55分16秒 | 風景
暗い酒谷川の川の流れに乗って、たくさんの灯籠がユラユラと下流に
流れていく様はとても厳かな感じがしますね。川面にキラキラと光る
ロウソクの灯もとてもきれいです。つい両手を合わせて拝んでしまい
ます。

【撮影日】2016/08/03 19:45:46.14
Nikon D810 レンズ:VR 24-120mm f/4G
焦点距離:120mm f/5 1/60秒

思ったよりも立派な灯籠ですね。 (Photo No.13592)

2016年08月12日 18時54分23秒 | 風景
個人情報が書かれているので、手前をぼかして奥の灯籠にピントを合わせ
ます。私の周りには、灯籠を撮影しようと多くの年配のアマチュアカメラ
マンがいました。暗い、夜の撮影ですから、シャッタースピードがうまく
合わせられない年配の女性もいましたが、うまく撮影できたでしょうか。


【撮影日】2016/08/03 19:55:20.25
Nikon D810 レンズ:VR 24-120mm f/4G
焦点距離:120mm f/5 1/125秒

みなさん、今年もちゃんとお墓参りしましたか?。 (Photo No.13591)

2016年08月12日 18時53分23秒 | 風景
我々は、おそらく古代から先祖の霊を大事にしてきた民族だと思いますが
そんな先祖の霊というものを、きっと多くの人が信じているのではないか
と思います。もちろん霊が見えるとか、話しかけてくるとか、身近に存在
を感じるとか、そう言った事ではなく、毎朝のお祈りや命日やお盆の時の
お墓参りの時に、手を合わせて語りかける相手としての存在です。私も
日南のお墓に参る時は「おやじ、帰ってきたよ。」とちゃんとご報告する
ようにしています。それだけで、心が落ち着くような気がするのです。
もしかしてそれが「信心」という事なのかも知れませんね。

【撮影日】2016/08/03 19:55:30.50
Nikon D810 レンズ:VR 24-120mm f/4G
焦点距離:120mm f/5 1/125秒