魏志倭人伝に邪馬台国と狗奴国が戦ったことが書かれています。でもどちらが勝ったかは書かれていないのです。そこで推理してみましょう。まず卑弥呼について考えてみましょう。卑弥呼が現れる前は倭国大乱ということで長い間倭国全体が戦争をしていたようです。そこへ卑弥呼が現れ、戦争を治め、倭国に平和を導いたのです。通常、戦争状態になった場合一方が一方を征服して平和が訪れるか、より強力な国家が仲裁をして平和が訪れます。古代の倭国には仲裁をしてくれる国家などないわけですから、強力な国が他国を征服して平和になるのが普通です。ところが卑弥呼の武勇伝は記録されていないのです。倭国大乱を治めるような征服の戦いがあったのなら必ず民族の記憶として残るはずです。でも残っていない。なぜか、卑弥呼は外交によって平和を導いたのでしょう。すごい女性です。有史以来最大の政治家、外交手腕といってもよいでしょう。卑弥呼以外にそんなことをした人を一人でも挙げられるでしょうか?このような偉大な政治家が狗奴国との戦いで命を賭けた戦いをするでしょうか?おそらく、小競合いはあったでしょうがその段階で利害をうまく調節し、対等合併の形で狗奴国を邪馬台国連合に引き入れたのでしょう。
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