終着地点はまだずっと先の方で僕らを待っている

失礼します。2回生ローヤーの久保雅貴です。
2週間前に加古川レガッタが終わり、私たちの2015年のレースはすべて終わりました。
大変遅くなりましたが、加古川まで足を運んでくださり、応援して頂いたOB,OGさんをはじめ、多くの方々の応援本当に有難うございました。
と同時に、自分の力不足で結果を残すことができず、申し訳ございませんでした。

冷静になって、虚勢も張らずに少しだけ加古川の振り返りをしたいと思います。
予選3艇中3着、敗復4艇中3着、準決4艇中4着と結果だけみても、完敗の一言に尽きるかと思います。
クルーが決定した時、目標は準決勝進出、タイムは7分1桁を目指すという目標を立てました。
過去のデータ等を調べて、これくらいのタイムなら準決にはいけるだろうと…
練習（特に陸トレ）は、クルーリーダーのおかげで、自分に厳しく取り組むことができました。
ただ、乗艇において、これくらいやっておけばいいとか、別に完璧を求めなくていいやとか、そういった中途半端な努力だと、中途半端な結果しか得られないと痛感しました。
ストイックにまで自分に厳しくするのは当然で、でも自分だけ頑張っても船が進まなければ意味がない。
4人で漕いで、5人で艇速を上げて、5人で艇の進みを感じるのがフォアの醍醐味だと個人的には思うので、そこが未完成に終わったのが悔いるシーズンでした。

遠征中、他大のボート部員と話をする機会が何度かありました。1年間365日のうち、ほとんどをボートに捧げて生活しているような奴らです。
彼らに共通していると感じたのは、日頃の厳しいトレーニングを積んできたせいか、自信があふれていたということ、そして何より、ボートについて話をするとき、非常に楽しそうな表情をしていました。
色々なものを犠牲にして、それでも頑張っている姿を見ると、自分自身のこれまでのボート部としての過ごし方を考えさせられます。
色々な人から刺激をもらって、モチベーションを高めていくことも大切なことだと思った時間でした。

反省を反省で終わらせないようにと打ち上げで言われ、オフの1週間で様々なことを考えました。
そして、今私たちは冬季練の真っ最中です！
この冬の自分の目標は決めました。
まだまだゴールは先ですが、日々継続して努力をし、頑張っていきたいと思います。
滋賀教全体で強くなっていきたいと思います！

以上です。
長文失礼しました。