コットンウェイの道端から

真岡鐵道を中心に、広く交通に関するトピックスをお届けしたいと思います

[道路特集]とちぎヘキサコレクション(31)~スマートICへ新しい県道【r348】~

2012-06-28 23:20:08 | 道路特集

およそ2か月ぶりの更新になってしまいました。
そして、これまた久々のヘキサネタ。


ETCを車に付けたのでスマートICを利用する機会も増えてきたのですが、そんな中からの1路線です。【r348】上河内スマートインター線は、宇都宮市今里のr63(玉生街道)と東北自動車道の上河内スマートICを結ぶ路線です。ヘキサを見ても分かるように、比較的新しい県道のようですね。スマートICが併設している上河内SAが上下線で離れているため、同路線も途中で分岐してそれぞれのIC入口が終点となっています。写真は、福島方面に向かう下り線に乗るときに通る部分に設置されたヘキサ。上り線に乗る場合に比べて、下り線に乗る場合は大きく回り込むように同路線を通ることになります。


スマートICの設置に伴って整備された県道は、他に【r349】那須高原スマートインター線、【r352】佐野SAスマートインター線があるようです。機会があったら訪れてみることにします。

[道路特集]とちぎヘキサコレクション(30)~大田原市内を迷走【r170】~

2011-10-19 23:29:01 | 道路特集
およそ3か月ぶりのこのコーナーになってしまいました。




【r170】親園・南金丸線は、大田原市内を走る一般県道です。広域農道ライスラインと重複している区間が多いですが、一部はライスラインから逸れ、R400と重複したり、狭隘だったり…とやや迷走しています。通過交通のほとんどはライスラインを通るので、気付きにくいと思われますが、あえてr170に沿って走ってみました。動画は、大田原市鹿畑~R400重複区間~ライスライン復帰まで(終点側から起点側に走っています)となっています。

[道路特集]とちぎヘキサコレクション(29)~08年に悲願の全通【r58】~

2011-07-09 08:36:33 | 道路特集


今回取り上げるのは、鹿沼市西部の草久(くさぎゅう)地区とr15粕尾峠を結ぶ【r58】草久・足尾線です。以前は、東側が古峯神社より少し先、西側が前日光牧場入口辺りで途切れていて、中間部が不通でした。しかし、周遊観光の促進のため整備が進み、2008年秋に不通区間が2車線道路で開通、今では全線通行可能となっています。なお、開通区間を含む一部区間は冬期通行止めとなります。


動画では、古峯神社付近から終点までを収録しています。お時間がありましたらご覧ください。

[道路特集]とちぎヘキサコレクション(28)~つくばへの道【r41・r45】~

2011-06-21 23:13:54 | 道路特集
今回は、芳賀地区とつくばを結ぶ県道2路線を紹介します。



まずは、【r41】つくば・益子線です。つくば市から益子町まで至る全長36km程の路線ですが、大半が茨城県内であり、栃木県内は8km強しかありません。全線ほぼ2車線で混雑も少ないため、栃木県東部、岩瀬(桜川市)周辺からつくば方面へのアクセス路として多く利用されています。また、岩瀬~つくば間では、かつての筑波鉄道の線路跡を利用した自転車道、「つくばりんりんロード」と並走しています。


岩瀬~益子間は2車線ながら集落の間を抜けるところがあり、カーブも多く狭い部分もあります。益子町南部の田野地区から益子市街地へはバイパスの計画があるらしく、現在ある農道を利用した上で真岡鐵道と立体交差し、青果店のあるR294「益子駅西入口」交差点付近に抜けるそうです。



もうひとつは、【r45】つくば・真岡線です。総全長65kmを超える路線ですが、こちらもほとんどが茨城県下。栃木県内は真岡市の約8.7kmです。つくば方面や真岡市内の一部でバイパス化されていますが、未改良の個所や屈曲が多く、線形的にも迷走気味な主要地方道です。


(r41の写真は益子町生田目にて茨城県方面、r45の写真は真岡市高田のr207分岐付近にて真岡方面)

[道路特集]とちぎヘキサコレクション(27)~車載動画に挑戦【r286】~

2011-06-19 11:27:03 | 道路特集


2週間ぶりになってしまいました。


ヘキサコレクションの新たな方向性を考えていましたが、今回は実験的に車載動画をやってみました。【r286】深沢・岩瀬線は、栃木県茂木町のr1深沢交差点から茨城県桜川市のr257までの全長10km弱の路線です。今後も車載動画を入れていきたいと思いますが、全線だと長くなるので、各路線のハイライトというかテーマを絞ってつくっていきたいと思います。

[道路特集]とちぎヘキサコレクション(26)~栃木市から足利へpart3~

2011-05-24 23:54:59 | 道路特集
今回も前回からの続き、そして完結編です。



前回ラストのr208をそのまま進めば足利市街に入れますが、まわり道でヘキサ稼ぎ。名草地区で、【r218】名草・小俣線に入ります。r208交点からJR両毛線小俣駅付近のr67までを結んでいる路線です。



r208で1つ峠を越えて坂を下ると、信号のない交差点が出てきます。ここを左折して、【r219】松田・葉鹿線を進みます。ちなみに、直進は前述の小俣駅方面、右折はr219始点の松田川ダム方面です。



r219を2km程進んで交差点を左折、【r284】松田・大月線に入ります。足利市街地と松田地区を結ぶ最短路線のためか、途中の峠部分が狭いのにもかかわらず、車と多くすれ違いました。改良が待たれるといった感じで、実際に足利市街地側から工事が進められていました。



そして、ラストは【r40】足利環状線。県内の市町で県道の環状線を持っているのは、足利以外に佐野、栃木、小山、鹿沼ですね。ちなみに、宇都宮市の宮環は3つの国道と1つの県道から成っています。足利環状線は既存の道路を環状線になるよう無理矢理指定した感じで、形もいびつ、一方通行区間もあります。よって、右回りにしか一周できません。


以上、栃木市から足利へ、ヘキサ集めのドライブでした。今回のルートを地図に描いてみると…こんな感じ(下図)です。約56km、走行時間は1時間40分でした。



※この地図は、Google マップを利用しました。

[道路特集]とちぎヘキサコレクション(25)~栃木市から足利へpart2~

2011-05-17 23:54:46 | 道路特集
前回の続きです。



r123を進むとまもなくR293に出ます。その後市道を経て次の路線、【r345】葛生・船越線に入ります。全長3km程しかない2車線道路でこれといって特筆することはありません。中間地点には古越路トンネルがあります。路線番号からしても、比較的後になってから県道指定されたのでしょうか。この道の突き当たりを左折すると、次の路線です。



【r201】作原・田沼線は、佐野市田沼地区と作原地区を結んでいる路線ですが、起点は他の国道や県道との交点ではない盲腸線です。この地域には、このような片端が県道的には行き止まりの路線が多いようです。小学校を過ぎると、右手に広い道が分かれます。バイパスのようなのでこちらを進みましたが、途中までしかできていませんでした。



r201バイパスから市道を経て、【r66】桐生・田沼線に入ります。この路線は栃木、群馬両県にまたがり、田沼⇔桐生を山側に迂回して結んでいます。距離もそこそこ長く山越えもあるので、全線走ってみたいですが、今回はヘキサを多く集めるために一部区間のみ走行しました。



r66をしばらく北上し、下彦間地区で次の【r208】飛駒・足利線に入ります。この路線も、r201同様盲腸線です。走行区間は須花峠越えの区間。須花トンネルによりスムーズに通過できましたが、西側は結構な勾配の連続カーブでした。この須花トンネルは、明治時代から計3本のトンネルが掘られ、現行のトンネルは1980年に完成したものだそうです。


to be continued...

[道路特集]とちぎヘキサコレクション(24)~栃木市から足利へpart1~

2011-05-10 00:10:01 | 道路特集
今回は県道だけを通って栃木市から足利市を目指しました。


まずは、【r75】栃木・佐野線からスタート。巴波川を渡るとすぐに右に逸れ、西進一方通行の細い路地を進みます。r309と交差するあたりからは広くなり、皆川地区の集落を抜けて東北道と並行するようになります。中学校を通りすぎて、葛生右折の看板を目印に次の路線に入ります。



【r126】栃木・田沼線は、栃木市柏倉町と佐野市(田沼地区)を結ぶ路線ですが、途中数kmが不通区間となっています。しかし、栃木方面からだと特に屈曲したり、行き止まりにあたることなく次の県道に変わっているので、普通の人なら栃木⇔葛生間のルートとして意識せずに利用していると思います。



カート場を通りすぎるころから道が狭まり、上り基調になっていきます。そして、【r210】柏倉・葛生線のヘキサが登場します。ここからは峠区間。道は狭いですが嫌になるほどではありません。カーブには番号が付いていて、看板が立てられています。



坂を一気に下ると、セメント会社からの線路跡地を通過して葛生市街地に入ります。そして突き当たるのが、【r123】葛生停車場線です。R293の旧道の一部が同路線に指定されているようです。市街地は電柱が地中化されていて、景観が良好です。


to be continued...

[道路特集]とちぎヘキサコレクション(23)~栃木ICアクセス道路【r32】~

2011-04-23 23:17:18 | 道路特集

【r32】栃木・粕尾線は、栃木市中心部のr3「新栃木駅入口」交差点から西進、r309、栃木IC、R293を通過して鹿沼市西部の粕尾地区(旧粟野町)r15に至る全長19km程の路線です。全線で整備が進み、10数年前の状況からすると非常に快適な路線になっています。


起点からr309までの区間は近年になって開通した区間で、以前は一本南側の道路がr32に指定されていたと記憶しています。角にイオンがあるr309交差点からR293までは片側2車線の4車線道路。学校スポーツの大会等が行われる栃木市総合運動公園の近くも通ります。R293から西側も後になって整備されたバイパス区間。石灰採掘場からの大型ダンプが多く通るので、途中まではコンクリート舗装が施されています。鹿沼市に入ってからのハイライト、大越路峠。以前は難所でしたが、現在は立派なトンネルにより短時間で通過できます。


(写真は栃木市内吹上町付近、中央分離帯のない4車線は運転していて何か怖い...)

[道路特集]とちぎヘキサコレクション(22)~辺境の険道Ⅱ【r28他】~

2011-04-09 22:12:21 | 道路特集

今回のヘキサは、那珂川町北部からスタート。【r275】大山田下郷・小砂線は、那珂川町内で完結する全長4kmほどの路線です。しかも、中間部は自動車通行不能、全線狭隘な険道です。東端(起点側)のR461からの約1kmは、地図によっては県道として描かれていません。しかし、現地に行ってみると写真のようにヘキサがちゃんと立っていました。



先ほどのr275起点からR461を北上し、r13に入ってしばらく進むと、大田原市須賀川地区から県境を越え茨城県大子町方面へ抜ける【r205】須賀川・大子線が分岐します。この道路は走破していませんが、栃木県口は写真のような2車線道路でした。



続いては、【r321】南方・須佐木線です。学校や市役所出張所もある大田原市須佐木地区のr13から八溝山を目指します(路線名からすると、須佐木側が終点のようです)。山あいを上り勾配で進んでいきますが、ほぼ2車線でカーブも少ない割と快適な道路でした。



そして、r321を進んでいくと突き当たるのが【r28】大子・那須線。写真はr321交点から大子側を撮ったものですが、険道の匂いがプンプンですね。しかし取材時は、反対の那須方面に進んでみました。薄暗い(夕方だから余計)山中を結構な勾配で上っていきます。そして3km弱進むと…。



こんな感じで県道は途切れています。道自体は大きくカーブして、福島県棚倉町方面に抜けているようです(ただし取材時は冬季閉鎖中でした)。以上、那珂川町~大田原市の辺境路線でした。なお、取材は大震災の数日前に行いました。