コットンウェイの道端から

真岡鐵道を中心に、広く交通に関するトピックスをお届けしたいと思います

[鉄道一般]常総線の旅

2010-03-26 23:53:28 | 鉄道一般
3連休の最終日、久々に茨城県南地域に出かけてきました。真岡鐵道⇒常総線を利用しました。真岡線は約1カ月ぶりの乗車、休日の昼間とあって乗客も多めでした。


下館では、SLの発車が近いとあって、既に多くの家族連れやファンで賑わっていました。SLがホームに入線すると、思い思いに写真を撮ったりと楽しんでいるようでした。乗車率も結構良かったようです。


こちらは常総線ホームに移動。フリー切符を購入して発車を待ちます。このフリー切符、運賃がお高い常総線で力を発揮するアイテム。ある程度の区間乗車すれば、往復のみでも元がとれます。関東鉄道では、その他にもTX&常総ライン往復きっぷなどのお得なきっぷを発売しているので、利用の幅が広がります。


常総線では、TX(つくばエクスプレス)との接続駅である守谷を目指すことにします。常総線は興味深い路線で、1~2両の気動車が走るローカル線でありながら、高頻度運転や快速列車の運行など、別な側面も持ち合わせています。TXが開業して今夏で5年が経ちますが、常総線やその沿線も変わりつつあるようです。


この写真は守谷駅近くで撮ったものですが、駅周辺には高層マンションやホテル、駐車場などが増え、人の流れも活発なようです。都心まで30数分でアクセスできる街ですからね。しかしながら、駅から15分も歩けば畑も点在するような閑静な住宅街に戻ります。そんな住宅街の中の1軒のお店、「Ramen Cafe & Bar 拉珈酒亭。」さんにお邪魔しました。


そして、赤ひげねぎらーめん(890円)をおいしく頂きました。


今回に限らず、列車旅をするときにはなじみのない街を散策するのが恒例となっているんですが、やっぱり楽しいですね。春の日差しがふりそそぐ中、充実した1日でした。

[真岡鐵道]3連休初日

2010-03-20 22:00:43 | 真岡鐵道


3連休初日の今日は、温かな春を感じる日和でした。そんな春の日差しに包まれながらやってきたSLには多くの乗客が乗っていました。カメラを向けていると、乗客の子供たちから手を振られました。


列車のバックにあるのは梅の木でしょうか。茂木では今、開花のピークを迎えているようです。もう少しすれば、菜の花や桜が咲き誇るんでしょうね。真岡鐵道では、時期を合わせるように来月4日にSL重連運転が予定されています。

[雑記]茨城空港が開港しましたね

2010-03-18 23:56:40 | 雑記


話題の茨城空港が開港してから1週間が経ちました。メディアなどにいろいろと叩かれている同空港ですが、開港前にドライブついでに見てきました。写真はその時のものです。


まずびっくりしたのが、周辺の道路整備。アクセス道路はとても綺麗だし、高速道路(東関東道水戸線)まで開通させてしまった。すごいですね。


定期便がソウル便1往復のみ(4月中旬からは神戸便1往復が就航する)ということで、空港を整備したものの利用者は少なそう。整備や運営にあたっては、極力低コストがうたわれていますが、空港そのものが必要だったんでしょうか。北関東道の開通と絡めて栃木にもかなり売りこんでいるようですが、運行便の多さや、鉄道・高速バスでのアクセスを考えると羽田や成田に行ってしまいます。国営ということで、地元(茨城県)には負担が大きくはかからないとのことですが、財政状況が厳しさを増す中、もっと別なところにお金を使ってほしかったなと思います。

[真岡鐵道]益子駅に観光案内板設置

2010-03-13 18:49:48 | 真岡鐵道


焼き物で有名な観光地『益子』。その玄関口である真岡鐵道益子駅に、新しく観光案内板が設置されました。地図や見どころなどが日本語と英語で掲載されており、デザインもなかなかスタイリッシュです。


益子の市街地には、この他にも交差点などに行き先案内板が設置され、これまで以上におもてなしムードが高まりました。来月29日からは、恒例の春の陶器市が開催されます。ぜひ、真岡鐵道益子駅で下車して、益子散策をお楽しみください。

[地域交通]時代はデマンド!?

2010-03-09 23:58:27 | 地域交通

都市の郊外部や小さな自治体では、最近デマンド型交通の導入が流行っています。デマンドとは「需要・要求」の意味ですが、デマンド型交通は利用者のニーズに合わせて柔軟に運行できる新しい交通手段です。


県内の先進事例は、トップ写真にもある芳賀町の「ふれあいタクシーひばり」。芳賀町には鉄道駅がなく、町内を走る路線バスもルート・本数ともに少ないため、高齢者など交通弱者の移動手段として5年前からデマンド型交通が運行されています。


ふれあいタクシーひばりの場合、利用者が事前登録をすれば1回300円(大人)で8時から17時まで利用できます。利用したい時間と行き先を予約センターに前もって予約することで、オペレーターが利用者を集約し、運行会社に配車を依頼するシステムとなっています。


路線バスの衰退ととってかわるようにして生まれた「デマンド型交通」。宇都宮市板戸地区では来月から本格運行が開始されるなど、広がりを見せています。料金が安い半面、運行の継続には自治体や地域の支援が不可欠でしょうし、既存の交通機関との兼ね合いで、安易に運行範囲を広げられないなど課題もあります。でも、これからは既存の鉄道・バスといった基幹交通とデマンド交通、タクシー、自転車などの末端交通を合わせて総合的な交通計画を立てていくことが望まれるのでしょうね。