コットンウェイの道端から

真岡鐵道を中心に、広く交通に関するトピックスをお届けしたいと思います

[真岡鐵道]50系客車が帰ってきました

2010-06-30 21:37:38 | 真岡鐵道

全般検査のためしばらく真岡を離れていた50系客車が帰ってきました。塗装もピカピカに塗り替えられ、特に側面のラインは白→赤に変更されています。また、足まわりもきれいになっています。来月17日から再開されるSLもおかの運行が楽しみですね。

[道路特集]とちぎヘキサコレクション(8)~鬼怒川温泉への抜け道【r77】~

2010-06-29 22:58:37 | 道路特集

【r77】宇都宮・船生・高徳線は、宇都宮市北西部のR119から北上し、塩谷町船生地区を経て日光市のR121に通じる20km程の路線です。市町村合併により藤原の名が消えたので、路線名が宇都宮・船生・藤原線から現在の名称に変更されました。この路線は、R461との重複区間を挟んで大きく2つの区間に分けることができます。


1つは起点である、宇都宮市石那田町のR119交差点から塩谷町船生のR461までの区間。こちらは宇都宮市篠井地区や日光市塩野室地区を抜ける旧街道的な雰囲気です。r62と分かれると、川釣りファンには有名な佐貫の堰付近で鬼怒川を渡り、まもなくR461バイパスにぶつかります。このバイパスは、旧道の南側に新設され非常に快適な2車線道路となっています。


もう1つは、R461とR121をつなぐ約5kmの区間。国道、県道を気にしなければ、矢板から鬼怒川温泉へ続く道路の一部に過ぎません。知らず知らずのうちに抜け道として大事な役割を果たしています。


最後に余談ですが、現状、r77は栃木県の主要地方道(緑の県道)では最も大きな番号です。当然ながら、r78や80、90番台は存在しません。

[3セク鉄道]速報!野岩鉄道と会津鉄道に乗ってきました

2010-06-26 22:01:03 | ガンバレ!3セク鉄道

栃木県北西部を走る野岩鉄道とその先の南会津地方を走る会津鉄道。山の緑も深くなってきた梅雨の休日ですが、久しぶりに(野岩鉄道は初めて!)列車旅をしてきました。話題の新型マウントエクスプレスにも乗車。後日、詳しくレポートしたいと思います。


会津地方はスキーや登山などで何度も訪れていますが、いつ行っても心が落ち着くいいトコロです。

[道路]北関東道、来年4月に全線開通へ

2010-06-25 23:58:37 | 道路
全線開通に向けて建設が進められている北関東自動車道ですが、来年4月のゴールデンウィーク前に、残る佐野田沼IC~太田桐生ICが開通すると発表されました。これにより、北関東道は茨城県ひたちなかICから、常磐道と東北道を横切り、関越道まで至る全線が開通することになります。


予定より半年前倒しでの開通とのことで、だいぶ早かったなという印象です。全線開通による観光や物流など地域経済への効果が期待されていますが、栃木県は中間に位置するので、ただの通過点とならないように色々と考えなくてはいけませんね。また、プラスの効果だけでなく、マイナス面も考慮が必要です。宿泊地を多く抱える栃木・群馬県は、アクセスの向上で宿泊客の減少は避けられないでしょう。


個人的には、これまで遠く感じてきた群馬県、さらにはその先の長野や新潟方面へも足を伸ばせるようになるのことに期待。しかし、高速料金が今後どうなるかわからないので、気軽に使えるかどうかも???です。

[道路特集]とちぎヘキサコレクション(7)~停車場線・真岡鐵道編Ⅱ~

2010-06-17 22:19:02 | 道路特集
はい、今回のヘキサは、予定通り「停車場線・真岡鐵道編」の残りいってみましょう。



まずは、【r108】益子停車場線。わずか90mほどの路線は、駅と【r41】を結んでいます。駅を発着する路線バスも通りますが、やや狭隘で【r41】との交点も分かりにくく、間違えて通り過ぎてしまうかもしれません。益子焼で有名な町の玄関口「益子駅」から観光客が必ず通る道なので、安全で魅力ある道路に改良が望まれます。



【r111】七井停車場線は、七井駅と【r1】を結ぶ約200mの路線です。特筆する点はありませんが、幅員十分な1車線道路です。



【r135】市塙停車場線は、市塙駅と【r69】を結ぶ延長240mの路線です。狭い道ですが、茂木と宇都宮を結ぶJRバスの一部の便(市貝小学校経由・平日3往復)と市貝とJR烏山駅を結ぶ自治体バス(5往復)が通っています。沿道には、眼科やJAがあります。余談ですが、建設中の【r69】市貝バイパスが開通すれば、こちらの地域は一層寂しくなってしまいそうです。



最後は、【r109】茂木停車場線です。起点付近から撮っている上の写真からも分かるように、全長約50mと真岡線関連では最も短い停車場線です。画像左手側は町営バスの転回所と、道の反対側にある町のアンテナショップ「まんなカフェ」の駐車場になっています。歩道付き、道幅も十分ですが、市街地の活性化のためにはもっと魅力が欲しいところです。


以上で、「停車場線・真岡鐵道編」は完結です。

[3セク鉄道]わたらせ渓谷鐵道の新車デザイン

2010-06-16 22:32:57 | ガンバレ!3セク鉄道
今年度から新型車両の導入を予定している「わたらせ渓谷鐵道(群馬県・栃木県)」。気になる新車のデザインが決定したというニュースが入ってきました。詳しくは下記リンク参照ですが、新車は現行車両の銅(あかがね)色をベースに窓周りにはベージュを配した、自然とマッチする落ち着いたデザインとなっています。今年度中に1両を購入し、来年春からの運行を予定しているそうです。


余談ですが、デザイン画を見ると、導入するのは新潟トランシスの車両のようですね。会津鉄道(福島県)、のと鉄道(石川県)、平成筑豊鉄道(福岡県)など、全国の第3セクター鉄道での導入実績がある車両です。真岡鐵道タイプ(日本車輌)ではないみたいですね。


一時は存廃の瀬戸際に立たされていた「わ鐵」。トロッコ列車やアテンダントに代表されるように魅力ある鉄道に変わりつつありますね。そして、念願の新車の導入。来年の運行開始後には、ぜひとも再訪したいです。


わたらせ渓谷鐵道ホームページ(外部リンク)
http://www.watetsu.com/
読売新聞記事(リンク切れにご注意ください)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100530-OYT1T00449.htm

[鉄道一般]鉄道会社の枠を越えた連携

2010-06-16 22:00:41 | 鉄道一般
JR東日本が提供する、主に50歳以上の方向けの会員サービス「大人の休日倶楽部」というのがあります。その会員向けに、今月20から「スーパーホリデーパス」が発売されることになりました。来月31日までの期間限定ですが、JR東日本の関東地域と12の鉄道会社線に乗り放題のお得なきっぷです。12の鉄道会社には、真岡鐵道も入っています。期間内には真岡など沿線の夏祭りも開催されるので、列車旅がてら訪れてくれる人が増えればいいですね。


鉄道に対する逆風が強い今こそ、鉄道会社の枠を越えた連携プレーが求められると思います。


JR東日本大人の休日倶楽部トップページ(外部リンク)
http://www.jreast.co.jp/otona/index.html
マイコミジャーナルニュース記事(リンク切れにご注意ください)
http://journal.mycom.co.jp/news/2010/06/02/087/?rt=na

[真岡鐵道]SLの走らない週末

2010-06-12 23:48:03 | 真岡鐵道

特に忙しいというわけではなかったんですが、ご無沙汰してしまいました。


客車検査のためSL運行を休んでいる真岡鐵道では、いつものように単行気動車が行き交っています。ファンや観光客の方々も運休を知っているのか、SL通過時刻に線路沿いに立っている人は見かけませんでした。運行再開まではあと1か月ですね。


さて、そんなSL運休期間中の7月3日(土)、真岡駅構内では「第1回真岡鐵道SLフェスタ」が催されるそうです。SL教室、レールスター乗車体験、投炭体験など様々なイベントが企画されています。家族連れやSLファンはぜひチェックですね。

[道路特集]とちぎヘキサコレクション(6)~停車場線・真岡鐵道編Ⅰ~

2010-06-05 00:21:54 | 道路特集
これまで1回につき1個ずつ取り上げてきたヘキサですが、今回は停車場線というくくりでまとめて出したいと思います。停車場は鉄道の駅や信号場の総称だそうですが、鉄道駅へのアクセス道は重要ということで、かつてから県道に指定されてきました。しかし、近年できた新駅には県道の指定はほとんどなく、また、既存の停車場線も一部の主要駅への道を除いては未改良のものが多いことからも、鉄道の地位の現状が見える気がします。


さて、停車場線シリーズ第1回目は、やっぱり真岡鐵道から…。


【r106】久下田停車場線は、真岡市久下田のR294から久下田駅までを結ぶ全長約1kmの路線です。久下田の市街地を通るR294の旧道が国道指定を外れたことから、起点が西側のバイパス交差点(r44とR294の交差点)に変更されています。駅前は幅員広めの1車線、歩道はありません。



【r140】真岡停車場線は、真岡市台町のr47と真岡駅東口を結ぶ路線です。幅員は狭めの2車線、両側歩道付きです。東野バス、関東バスの上り便がこの道を経由します。



【r134】西田井停車場線は、R294と西田井駅を南北に結ぶ路線です。センターラインが消えていますが、2車線程の幅員を持った道路です。



最後に、西田井駅からもうひとつ。【r197】西原・西田井停車場線は、r166から北上し西田井駅までを結ぶ約1kmの路線です。真岡線の踏切から南側の区間は特に幅員が狭く、すれ違いはやや困難です。


真岡鐵道編の続きは次回…。