皆様おはようございます。
先週金曜日の夜から土曜日にかけて福島に行っていました。記事もそちらに関連して書いてきました。
去年の6月から約一年ぶりに、小高の方へボランティアに行ってきました。
ずっとこのブログを読んできていただいている方には気付かれた方もいたかもしれません。
この小高地区は、原発20キロ圏内であったため、避難指示区域となり、今まで居住することができなくなっています。
先日、7月に解除かという報道があり、翌日ネットなどで調べると政府が7月に解除の方針を出し、
昨日5月15日から住民に向けた説明会が何回か行われた上での決定となるようです。
私も1日活動してきて、少しづつ前には進んできているけれども、まだお店などは少ないですし、
そういった決定があってことが進んでくる面もあるでしょうけれども、まだ、難しい状況が続いていると感じました。
今回は土曜日でいくつか団体さんが来ていました。個人参加は10人で、そちらのチームで活動することになりました。
依頼者様の住宅周辺の木を伐採したり、おろしてきた木を裁断してトン袋という大きな袋に詰める作業でした。
ここで、今回は午前中もたもたしてしまいました。持って行った新品のチェンソー、これが自分では全然エンジンかからない。
刃は研いでそのあたりの仕組みはばらして覚えてきたのですが、試運転をしてこのかったのです。
しかしながら、もう小高に来てしまっているし、このままエンジンが1日かからなかったらどうしようと大変にあせりました。
動かないことには自分の場所が全く進まないのです。この午前中に関しては小高の皆様、大変申し訳ありませんでした。
休憩時間にリーダーさんがエンジンをかけてくださり、午後からは遅れを取り戻そうと、しかしここに来て、けがなどをしてご迷惑をかけないようにと、
周りが熟練した人が多かったので足手まといにならないように必死で作業をしました。
終了時間になってみると、10袋持って行ったおおきな袋は9袋までいっぱいになり、残りの作業は継続となりました。
ここでの活動は無償ですが、いつもこの土地のためにと思い見ず知らずでありながら、皆でできるだけのことをしようとします。
働くということの本質は、お金が欲しいからでないということをいつもここで思い知らされます。
小高は、まだお店はほとんどないのですが、駅前にスーパーマーケットが開店していて、ここでお菓子や味噌などを買いました。
小高で初めてのお買いものができました。それまでは原町や浪江など離れたところにしかお店がなかったのでこの存在は大きいです。
こちらは、まだ休業が続いているお菓子屋さんの商品、そのスーパーで売っていました。
「幸せをつかむ手」素敵なネーミングですね。この休業中の店舗にも必ずこの土地で再開すると垂れ幕にありました。
今日は、小高での活動について書きました。
それでは、皆様1日がんばっていきましょう!