皆様おはようございます。
昨夜は、突然強い雨が降ってきておどろきました。
一度止んでジョギングに出かけようとしたら、また突然降り出してきました。
それもすぐに止んでしまったのですが。
日中も暑かったし、夏になってしまったかのようでした。
昨日は、午前中からある所の料理教室でベトナム料理を教わってきました。
そのメニューの一つにバナナのフェーというバナナやタピオカを甘く煮詰めたデザートがあり、
バナナを煮るということに皆驚きを感じていたのですが、その後立ち寄った南米食材店で購入したバナナは、さらに新しい体験を与えてくれました。
以前から気になっていて、金曜日に入荷するのではと聞いていたので、帰りに寄ってみました。
小さめの人参と比べてみました。30から40cm位あるのではないでしょうか?
「これはペルーのどこで栽培しているのですか?」と聞くと、
「これは生で食べられない。油で揚げる。」とちぐはぐな会話になってしまいました。
スペイン語(いつも書き忘れていましたが、南米はスペイン語を使う国が多いです)がすこしは話せたらなぁとおもいましたが、
このコメントがとても重要でした。
どうやらプランテンバナナという料理用バナナだったようなのです。
皮はとても固く手ではむけません。
真っ二つにするとこのような断面。果肉もオレンジ色に赤みがかっているように見えます。
皮をナイフで縦に裂くと、スムーズに果肉を取り出すことができます。
皮は、キュウリのような香りがして、果肉はとても固く、普通のバナナのようなベトつきはあまりありません。
ちなみに、キュウリはウリ科、バナナはバショウ科です。
作っているうちに、以前このバナナの加工品と思われるものを食べたのを思い出しました。
甘みが少なく、唐辛子が振ってあるものでした。
そこでその時の印象から、素揚げと天ぷらにしてみました。
こちらが素揚げにしたもの、あとでパプリカと塩を振りました。例の加工品とほぼ同じ風味になりました。
こちらはマイタケ、ニンジンと一緒に天ぷらに。
バナナ(プランテン種)は千切りにしたのですが、バナナを千切りにするのはとても変な気分でした。
真ん中の右寄りの白っぽいのがバナナです。
出来上がりはこちら。全く違和感なし。
姿かたちはバナナですが、風味や使い方はジャガイモやサツマイモ等、イモ類のように自然に使えそうです。
バナナは未熟時(青いとき)にはでんぷん質が多く、それが熟するとともに糖に分解されあの甘く栄養価の高いバナナになるそうです、
このバナナは未熟時を利用します。
今回の、イモそっくりなホクホクぶりから、そういった性質も納得することができます。
けれど、やっぱりお猿さんが食べてる(イラストなどで)普通のあまいバナナのイメージが強いので、終始違和感がありました。
常識も覆される、不思議なバナナ体験でした。
それでは、皆様1日頑張りましょう!