皆様おはようございます。
今年は、世間でも、ブログの読者様の間でも、訃報が多いと感じる年でした。
そんな中、実家の飼い犬、ブログにも何回か登場したモモ君が先日逝ってしまった。
モモ君は腰を痛めて、手術を受けたことは一度あったが、その後は特に悪いところはなく、高齢になっても明るく元気に過ごしていました。
急に亡くなってしまったと連絡がはいりました。
もも君は弟が事情で飼えなくなり、やむを得ず実家に連れてきました。
とても臆病で人見知りをするところがあり、初対面の時はひどく怯えていました。
何とか慣れてもらおうと近づくと、ガブリと噛まれ、血が流れ出ました。
モモはおしっこをちびっていました。
噛まれてしまうし、吠えてうるさいのでタオルをかぶせて押さえているうちに、慣れてきたのか傷口をなめてくれました。
自分で噛んどいて、ごめんなさいってことですね。
一度、慣れてくるとあまったれで、いつも家に帰り顔を見せないと「あいさつに来い!」と吠えまくる犬でした。
当時同じく実家にいた雑種ラッシーとの間柄もそんな感じで、最初はけん制し合っていましたが、慣れるととても仲良くなりました。
最初は人間と同じように、布団で寝たりしていたらしく、人間のまねをすることが好きで、人間になりたいような感じの犬でした。
そして大きい声で吠えるので、晩年は実家の両親の良い番犬に、時には夫婦げんかをしていると吠えてやめさせようとしたり、優しく、飼い主に気を使い、いつも明るくさせようとする犬でした。
彼の小さい時の写真をたまたま見たことがあります。実家に来る前のものです。
その頃は幸せの中で生活している様に思っていたのですが、どの写真もどこか悲しい目をしているように見えました。
モモには、その幸せの行き先が見えていたのかもしれない。
それから、人の絆が切れないように、明るく尽くしていた一生だったのかもしれません。
とにかく常に明るい性格の犬でした。
まだ実感がありませんが、居なくなった実家に行けばそれを感じることになるのでしょう。
安らかに眠ってほしいです。
それでは皆様、良い1日を。