三木正夫 好きです須坂! がんばろう!

信州須坂から徒然なるままに様々なことを書き記してまいります。

恩送り

2017年10月14日 | Weblog

恩送り

 

 8月は、月遅れのお盆です。お盆の行事は、我が国古来からの祖霊への信仰と、外来仏教の行事が融合して現在の形になったといわれています。お盆には、親戚縁者も集まり、先祖のお墓参りに一緒に行きます。また、親類など関係のある方のお墓も一緒にお参りをします。

お墓参りの際には、父母を始め亡くなった人への思い出とともに、感謝の思いが湧いてきます。さらに、「親孝行したい時に親はなし」というより、十分な親孝行、恩返しをしなかったという自責の気持ちも強く持ちます。人生おいても、今まで、大勢の方にお世話になってきました。とりわけ、市長就任以来、公私ともに多くの方に、ご支援、ご協力を頂戴しました。市内を回ると各地域でお世話になった方が、脳裏に浮かんできます。亡くなった方、又は、直接に適切な方法で恩返しのできない方が、大勢いらっしゃることが、いつも、心に引っ掛かっていました。

 そのような中、ある時、「かから受けたを、直接その人に返すのではなく、別の人に送る」という「恩送り」という言葉を教えていただきました。父母から受けた恩を子どもや孫に、さらに社会に返す、一般の方から受けた恩を社会に返せばいいと自分なりに納得しました。

20168月市報から)

 

恩送り - Wikipedia

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%81%A9%E9%80%81%E3%82%8A

不勉強でしたが、知りませんでした。

"pay it forward"とは、"pay back"に対する表現(対義語)であり、通常は恩を受ければ、恩を施してくれた人に対して恩返し(pay back)ですが、恩返しではなく、受けた恩の分を今度は他人のために、というコンセプトなのです。

情けは人のためならず

 

 



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