http://homepage.mac.com/naoyuki_hashimoto/iblog/C1570102516/E20050814154212/
日経:国土交通省は都市機能の郊外への膨張に歯止めをかける考え
今朝(2005)の日経一面。国土交通省は全国85個所の都市圏の人口予測を発表。2030年には9割の都市圏で人口が減少する、そのうち15都市圏では2割以上も人口が減ると(2000年比)。一方で人口が増える都市圏もある。国土交通省は都市圏に機能を集中化させ、インフラの整備を効率化することが望ましいと判断したと。ようやくわかってきたようだね。
抜粋:
- 国土交通省は全国85都市圏の2030年時点の人口予測をまとめた。この85都市圏で日本人口の89%、国土の45%を占める。
- 9割の都市圏(74都市圏)で人口が減る。
- 15都市圏では2割以上減る。
- 2割以上減る都市圏とは、室蘭、石巻、会津若松、鶴岡(山形)、八代(熊本)など。
- 減らないのは、札幌、盛岡、仙台、東京、土浦・つくば、豊田・安城・刈谷、浜松、彦根、京都、福岡、那覇。 11都市圏。
- 非都市圏の人口は363万人、26%減る。
- 国交省は都市圏に機能を集中させ、インフラ整備を効率化することが望ましいと判断。
- 病院や商業施設の郊外への立地規制など、都市圏機能の膨張に歯止めをかける考えだ。(今までとは全く逆の方向に転換する)
http://www.kindaika.jp/topics/pdf/wn0507_27.pdf
・ 国土交通省は平成17年7月26日、都市・地域レポート2005
・ 2000年現在、85の都市圏(113核都市)全国人口の約9割(89%)が都市圏に居住
・ 2030年に2000年人口以上の人口を維持している都市圏=11都市圏のみ
・ 中心市街地の機能低下、周辺部の無秩序な土地利用、自動車を利用できない高齢者等のモビリティ確保等の問題が発生
http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha05/04/040726_.html
国土交通省の詳細レポート
(国土交通省 平成17年7月26日、都市・地域レポート2005)
・ 2000年現在、85の都市圏(113核都市)全国人口の約9割(89%)が都市圏に居住。2030年に2000年人口以上の人口を維持している都市圏=11都市圏のみ。札幌、盛岡、仙台、東京、土浦・つくば、豊田・安城・刈谷、浜松、彦根、京都、福岡、那覇。