8月1日(水)午後1時からメセナ小ホールで『公開講座「須坂基線」』」
http://www.okadanouen.com/takaino/suzakakisen.html
国土全体の測量をするにあたって「基線」を設定し、それに基づいて基線測量が行われました。最初は明治6年に北海道開拓使によって勇払基線(北海道苫小牧市)が設定され、同11年には内務省地理局によって那須基線(栃木県那須西原)が、同15年には陸軍省によって相模野基線(神奈川縣相模國高座郡)が設定されています。
日本国内全体で14本の基線が設定され、そのうちの一つが1896年(明治29年)、長野縣信濃國上高井郡に設けられた『須坂基線』で、長野・新潟・福島・埼玉・山梨・岐阜の中部・関東地方の計測に利用されました。「基線」の東端は高山村千本松に、西端は須坂市小河原に設定され、両点間の距離は 3,291.9120m と極めて正確に測定されました。
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