祇園祭と町民の心意気(備忘)
日本舞踊で「おんな風の盆」が演じられるのを見て、越中(富山市)八尾に伺った際のことを思い出した。八尾は「おわら風の盆」で有名だが、曳山6台も有名だ。この曳山は富山藩の財政を支えた八尾「町人の心意気」で作られ、今も保存継承されています。
http://www.yatsuo.net/kankou/KAIKAN/hikiyama.html
全国の曳山、屋台、笠鉾などは、領主ではなく「町民の心意気」で作られたとのこと(長野県庁O部長から)
京都の祇園祭も同様と教えてもらう。
詳しくは、
映画「祇園祭 中村錦之助主演」
http://www.occn.zaq.ne.jp/momokun/cinema/essay/essay03/gionnmatsuri.htm
「30年前に途絶えた祇園祭の復興。それはサムライの支配から脱却し、さまざまな階層の人々が思想や身分を超えて団結する革命と自治の象徴的な事業なのである。」
須坂の笠鉾もまさに、町民の心意気から生まれたのである。
地域の自律、自主性とは何かを考えさせられる。