こんな危機管理??
反面教師、他山の石にしなければ。
日本経済新聞20130118 4面
2冊の反面教師
東日本大震災に直面した菅直人政権で、官房副長官として復旧対応を担った仙谷由人氏と、東京電力福島第1原発事故の収束を担当する首相補佐官を務めた馬淵澄夫氏。それぞれが当時の首相官邸の危機管理の状況を振り返った著書が発売。
仙谷氏は東電の経営再建問題を巡る官僚との暗闘や菅直人首相とのあつれきを回顧。
馬淵氏は官邸5階の首相執務室と地下の危機管理センターの意思疎通ができていなかった状況を挙げ「同じ建物内で情報のやり取りができずバラバラに動いていたというのは、まるでコメディー映画のような話だ」と笑えない舞台裏をつづった。