(信毎から抜粋)リンゴ「シナノホッペ」栽培法を考える 県や果樹農家、初の品種検討会
長野県などは10月24日、県果樹試験場(須坂市。三木…地域振興に大変な貢献をして下さっていうことに感謝)が開発したリンゴの新品種「シナノホッペ」の普及を目的に、初の品種検討会を同試験場で開催
果樹栽培農家ら約200人が、試食や栽培地の視察を通じて栽培法などを考えた。
同試験場によると、シナノホッペは「ふじ」より10日ほど早い10月末~11月上旬に収穫する晩生種。
1987(昭和62)年に育種を始め、着色しやすい早生種「あかね」とふじを交配して開発した。ことし3月、農林水産省に品種登録を申請している。
試験場の担当者は、ふじと比べて大玉で着色も良い特長を説明。みつも入っていて、ふじの収穫までの「つなぎ」になりうる―とした。同時期に収穫したふじと食べ比べて、挙手で感想を尋ねたところ、3分の2以上の参加者がシナノホッペに軍配を上げた。
苗は、県原種センター(長野市)と契約した種苗業者が来年から本格販売する。実を収穫できるのは、植えてから4年後になる見込み。
(三木)
東京で、リンゴ「シナノホッペ」が話題になりました。
長野県、特に須高地区のリンゴ、ブドウ等果物への憧れの高さを、東京、北陸、九州で感じました。