三木正夫 好きです須坂! がんばろう!

信州須坂から徒然なるままに様々なことを書き記してまいります。

フルーツスイーツ須坂にとって有力な支援となる「ドライフルーツ用乾燥機」を開発

2011年12月10日 | Weblog
農商工観連携、果物王国須坂、フルーツスイーツ須坂にとって有力な支援となるドライフルーツ用乾燥機を開発
信濃毎日新聞2011年12月8日朝刊から
須坂のオリオン機械 ドライフルーツ用乾燥機を開発 「規格外」新需要見込む
 産業機器製造などのオリオン機械(須坂市)は、スライスした果実をドライフルーツにする乾燥機を開発し、来年1月にも発売。県内農家の中で、規格外となって市場に出荷できないリンゴやブドウ、プルーンなどをドライ加工して、直売所や首都圏の店舗に出荷する動きが強まっているため開発。天日干しより短時間で乾燥でき、異物が混入しにくい。

 乾燥機は幅60センチ、奥行き85センチ、高さ186センチ。家庭用エアコンにも使われる「ヒートポンプ」という空調装置を採用し、内部の温度を1度単位で10~60度に設定できる。価格は60万円程度を想定。

 5ミリ前後の厚さに切ったリンゴなら、天日干しでは2、3日かかるところを、乾燥機を使えば12~24時間で完了でき、1回で16個分を乾燥できると説明。電気ヒーターを使う他社従来品に比べ電力消費量も半分程度で済むという。

 調理済みの料理を低温保存する飲食店向けの装置や、電子部品製造の工場などで使用する精密空調機など、自社の既存製品の技術を応用した。あまり乾燥していない軟らかいドライフルーツを作る農家がある一方で、硬くするために十分に乾燥させる農家もあるため、細かく温度設定できるようにした。

 同社技術開発本部は「(農業者が収穫した農産物を加工販売する)6次産業化への関心が高まっている。(持ち運びに便利な)ドライフルーツは土産用などで需要が高いと思う」としている。


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