すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

“母の日”の黒姫高原

2014年05月11日 | 自然・旅

今日は“母の日”、上娘から「どこか行きたいところはある?」ということで新緑の黒姫高原を所望・・・、孫のパパは会社の旅行なので4人で出かけることになりました。雲一つない青空の中を北陸道から上信越道へと車を走らせると、残雪の妙高・火打山が新緑に映えて心が洗われる思いです。

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信濃町 I Cで降りて、少し早めの昼食をお気に入りのキッチン・カフェ「茶房主(さぼうず)」のテラスで済ませてから、黒姫童話館へと向かいました。昨年6月、建築の友いちようさんのブログの影響もあって、骨折後に杖をつきながら
下の娘と初めて訪れた黒姫高原、孫たちは今日が初めてとあって大喜びです。

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黒姫童話館は予想していたほどの賑わいはなく、のんびりと松谷みよ子常設展示室の横の「本と
人形の部屋」で孫たちは絵本や紙芝居を楽しみました。私も時間が止まっているような静かなひと時を、松谷みよ子著「私とアンネフランク」(偕成社)を手にしました。しばらくしてから隣接する「いわさきちひろ山荘」へ、ちひろの思い出がいっぱい詰まったアトリエで、ここでは
未完となった遺作「赤い蝋燭と人魚」(童心社)も描いたそうです。


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2時を過ぎた頃に外へ出て、孫たちは童話館前の高原の斜面を走り回り、私は妙高山の新潟県側との残雪の違いを撮り続けました。そして癒しと和みの黒姫高原を後に、夕方近くに上越市で下の娘と合流で日増しに成長する小さな孫にみんなが笑顔です。思えば二人の娘がまだ小学生の頃に、ちひろの原画にふれたくて東京のちひろ美術館を何度か訪れたことがありました。その娘たちも今はそれぞれが母親になり、そして今日は楽しい“母の日”を過ごせたことに感謝です。