すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

「立憲主義」を知らない政治家!?

2014年05月28日 | 日々思うこと

晴天の日は外仕事が捗り、花の咲き終えたツツジの剪定作業などキリがないほどで、この剪定と“お礼肥え”をしっかりやることで来春もきれいな花をつけてくれます。そんな合間をみて国会中継の衆院予算委員会質疑を視聴で、集団的自衛権行使容認についての安倍首相の答弁には首を傾げてしまいます。この人が言う「国民のため・・・」とは、どうも自分(自民党)を支持してくれた国民だけに限定されているようで、今日も安保法制懇いうお気に入りの人たちがまとめた報告書を持ち出しての答弁姿勢に呆れてしまいました。

そんなことで26日付け新潟日報15面、「立憲主義 政治の暴走に歯止め」の保存記事にもう一度目を通しました。書き始めは、「立憲主義」という言葉を政治家は最近まで「聞いたことがない」としていたそうで、自民党憲法改正の中枢の礒崎首相補佐官も2年前、ツイッターで「そんな言葉は聞いたことがない」と・・・。また先月発足した「立憲主義デモクラシーの会」共同代表山口二郎法政大学教授は「選挙で勝てば何をやってもいいという安倍政権が、民主主義を破壊する危険がある」と厳しく指摘です。政権与党では立憲
主義を軽んじる風潮が根強く、安倍首相自身も立憲主義を正しく理解していないことが伝わってくる読み応えのある記事です。

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そして本日の新潟日報23面「追悼メモリアル」では、去る11日に亡くなった村山常雄さんが掲載され、タイトル「一人一人の無念刻む」というその功績に改めて敬服するばかりです。無念といえば昨日、糸魚川市議会伊井澤一郎副議長の突然の訃報です。H17年新市合併から市議会在職8年間、議席がいつも隣り同士ということもあって公私共にいろいろとお話しをする機会がありました。特に2年ほど前から体調を崩されて顔色も悪いことで「大丈夫ですか?無理をしないで・・・」と声をかける度に苦しそうに(?)笑みを浮かべていたことが思い出されます。無念過ぎる死去に心よりご冥福をお祈り申し上げます。

写真は逆光のご近所の空き家(?)のバラで、剪定がなされたこともなく今では見上げる高さになっていますが、きれいな色の花が目に留まります。