すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

集団的自衛権行使ありきの“国破れて山河あり”とは・・・

2014年05月19日 | 日々思うこと

5月も半ばを過ぎ近郊の農家の田植えも終わって、黒姫山よりもうんと高い頚城の山々の雪も残り少なくなってきました。新田次郎さんは著書「日本百名山」で猫の背のようだと表現した雨飾山の稜線もきれいで穏やかな一日です。晴天続きで庭の仕事や、上棟式から一ヶ月を経過した隣地の孫たちの新居の工事も捗って“いい塩梅(あんばい)”です。

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一昨日の書き込みの「平和とは」について、人々が争うことなく平穏に暮らせることが根幹ですが、集団的自衛権行使での「国破れる」とは戦争を前提にした言葉だと考える人が多いようですね。私は先ず、身近で現実的な問題の福島原発事故による放射能汚染水の広がりや、膨れ上がる国の借金による財政破綻などと「国破れる」を重ねました。ですから柳井座長の言う「国が滅んで憲法解釈だけが残る事態は本末転倒だ」こそが非現実的ではないかと考えます。

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ピンボケ写真の真紅のバラは鉢植えで、昨年の春に落ち込んでいる(?)私へ、挿し木で増やしたというバラ好きの知人からのいただきものです。鉢には「大沢のバラ」という名札が挿してあり、これは青海大沢の人からもらいバラの名前を忘れたから「大沢・・・」と付けたというので二人で笑ってしまいました。草花は人を騙すことも裏切ることもなく、大切に育てれば冬越しをしてこんなにきれいな色を咲かせてくれるます。
「国民のいのちと暮らしを守るため」と集団的自衛権行使容認ありきの安倍首相、その安易な国の舵取りに危惧しながら、特に中国や韓国とは赤い血を流すことのないようと願う毎日です。
(※パソコン不調でアップロードが一日遅れです)