昨日は陶芸教室の先生の焼き物展へ上越市まで出かける準備をしていたら、下の娘から体調不良という電話が入り、乳児を抱えて大変な様子なので予定を変更して娘の所へと向かいました。どうも熱中症のような症状で、そのままにはしておけず夕方には母子二人を乗せて高速道で帰途につき、急いで着替えてから伊井澤副議長のお通夜会場へと向かいました。
現職の副議長ということもあって会場には入りきれない程の弔問の人たちで、遺影を前にして何だか信じられない思いです。温厚な人柄の故人がよく言っていた“糸魚川選挙”、「選挙は政策ではなく、とにかく人に頭を下げ回ること、でなければここでは勝てないですよ」を我が身に置き換え、8年間のお付き合いを偲びお別れをして帰りました。
このところの庭は鉢植えのレモンの白い花が咲き出して、甘い香りを漂わせています。薄ピンクの小さな蕾をたくさんつけるものの実になる前に落下してしまうので、今年こそは摘蕾と摘果に注意して収穫を楽しみに・・・。
そのレモンの木の根元には蘇った鉢植えのブーゲンビリアと多年草のオステオスペルマムが綺麗な色を咲かせています。ブーゲンビリアは昨年の「母の日」に娘からのプレゼントですが、冬越しがうまくゆかず枯れてしまい処分しようと思っていたら枯れ枝から新芽が次々と・・・、深紅の美しい色で花びらのように見えるのは苞と呼ばれる葉の一部だそうです。右下のオステオスペルマム(キク科)は春先にわずかの花が咲き、その後は元気がないのでもう終わりと思っていたら、最近になって葉の成長とともに花を次々と咲かせています。
そして今日も熱中症になりそうな暑さでの中で、孫の3回の離乳食に追われる一日です。人の一生の閉じ方と蘇ることのできる草花と“糸魚川選挙”を考えながら、先ずは家族が無事に元気で過ごせることに感謝の週末です。