すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

沖縄県の敗訴と「もんじゅ」と

2016年12月20日 | 日々思うこと

米軍の辺野古への基地移転計画で、埋め立てを取り消した沖縄県翁長知事を国が訴えた訴訟で本日、最高裁判決は県側の上告を退ける判決です。鬼丸かおる裁判長ら4人の裁判官全員一致の意見というから驚くばかりです。2年前の県知事選に続き、衆参選挙でも沖縄県民の民意が示されているだけに、この国の司法はいったいどうなっているのかと首を傾げてしまいます。

また福井県の高速増殖炉「もんじゅ」について、当フェースブックに鹿児島市議の小川みさ子さんから「ビックリ!福井県知事、酷すぎます!!」と投稿がありました。
『1995年12月8日の事故以来、いったい何日動いたのか20年以上昔から殆ど動いたためしがない税金の大無駄遣い!「高速増殖炉もんじゅ」廃炉を福井県の西川知事が拒否ってます。』に反響の大きさが伝わります。

そして今日の経産省世耕大臣は高速増殖炉「もんじゅ」を廃炉にした後、さらに実用化に近い実証炉を国内で開発する方針について、国民の理解を求めていくとただならぬ発言に驚くばかりです。これまで「もんじゅ」には1兆円以上の税金が使われ、廃炉にはさらに3750億円以上がかかると試算されており、狂い始めている政府のエネルギー計画に身震いの思いです

また当フェースブックに昨日、「鹿児島県三反園知事を叩いて何が得られるでしょうか。叩く相手は九州電力です。政府です。原子力ムラです。知事とともに、闘い、原発を止める。原発のない社会にする。傍観せずに応援してゆきましょう!」と書き込んだらこちらも反響大です。

庭の野鳥が運んだ大マユミの真っ赤な花が終わり、種を採取しようと思っていたら少し遅すぎてしまい中身がはじけて空っぽ状態です。それでもほんの少しだけ、黒い小さな種をかき集めることができ来春に蒔いてみようと思います。

3日ほど前、水に戻して直ぐに調理ができるゼンマイを少しいただいたので、さてどうしょうかと・・・。冷蔵庫にあったモヤシとニラと人参をサッと茹でて、ボールに胡麻油などの調味料を・・・、最後に煎り胡麻をたっぷり入れて簡単ナムルの完成です。隣の家にも少し分け残りは保存に、と言ってもあっという間に食べきってしまいます。

今年も残すところ僅かとなって、一年の時の速さを痛感です。今日も気温が高めの小雨模様で大掃除といかないものの、玄関風除室のガラス戸を洗ったりと毎日コツコツ少しずつ・・・。大晦日までの10日間、やらねばならぬことがいっぱいで気持ちばかりが焦ってしまう終日です。