勝鬨橋(東京都中央区)
こんにちは。
今日もありがとうございます。
「多くの人に好かれたい」というのは、
ある種、人類共通の夢だと思います。
好かれているに越したことはないし、
ましてや好んで人に嫌われたい人なんて、
特別な事情がない限りいないハズです。
しかし、「人に嫌われることを恐れてはいけない」とする、
言い古されたような教訓もあります。
ここに落とし穴があって、
「人に好かれたいからがんばったけど、
人から嫌われてばかりだ」、
こんな問題を抱えて困り果てた人が出てしまう場合があるんですね。
私の経験では人に好かれるための確実な方法なんてないと思います。
「蓼(たで;とてもニガイ草)食う虫も好き好き」ということわざがあるように、
どういう人が好きかは十人十色です。
しかも、どんな人が好きか探るのもホントはとても大変で、
探り方そのものが不愉快とされ、きちんとコミュニケーションを交わす前に嫌われてしまう場合すらあるんですね。
ただし、嫌われるパターンは決まっています。
それなら「なるべく好かれる」より、
「あまり嫌われない」を目指すほうが確実というもの。
…というわけで、
ホントは「嫌われないように」というような減点方式の見方は萎縮を生み出すので、
私はこんな取り上げ方をしたくないんですが、
むしろ嫌われる原因をハッキリとさせるのが目的。
嫌われないツボさえ押さえておけば、
確実に好かれる機会も増えるというものですよね(^^*)/
人間、原因がハッキリとしているものには、
逆に萎縮しなくなることもあるものです。
☆ ☆ ☆
さて、人に嫌われてしまうパターンは、
私は3つあると思うんです。
ここからは私が分析したその3パターンをご紹介したいと思います。
■常識がない■
いくら元の性格がよくても、
生理的に受け付けられない人って避けられがちです。
・こちらが嫌がっている話題を繰り返し出される
・異常に馴れ馴れしい
・清潔感がない
・プライバシーという概念がない
・礼儀がない
・すぐ「異性」になりうるかという目で見る
・いきなり経歴の話を長々とする
私で言えば、例えばこんな人は願い下げというものです。
「常識」とは、「人としてこれぐらいはみんなで守って秩序を保ちましょうね」という考えのことを言います。
常識は英語でcommon senseというように要は感覚の問題ですから、
最終的にはその環境や風土、人間関係等も含めた相場を体当たりで学んでいけばよいわけです。
誠意があれば、許してくれる人もいるハズ。
最初は痛いかもしれませんが、
しっかりと学習すれば大丈夫です。
■人に厳しく自分に甘い■
言葉に毒がある人っているじゃないですか。
そんな人に、こちらから毒を吐いてみたとき、
「言い方が気に喰わない」
「優しい言葉を選んで」
などと言われたら困りますよね。
これ実は、不愉快だという問題だけでは済まされない深い話なんです。
結局この人はどういう距離や関係を望んでいるのか、こちらからはわからなくなってしまいます。
人間は「わからない」ものには極端に弱い生き物なので、
だからこそ敬遠する等して距離を置きにいくわけです。
それが嫌であれば、人にしてしまったことは自分も甘受せねばなりません。
「人にされて嫌なコトは自分もしないように」と小学生の頃に習いますが、
これには深くて重い意味が隠されているんです。
■個性が強すぎる■
コレは運が悪いだけです。
誠実に常識を守っても嫌われてしまうなら、
もう相性以外に原因は考えられません。
癖の強い料理の好みが別れるように、
癖の強い人は好かれる確率も嫌われる確率もハッキリと出てしまいます。
強いて言えば、より多くの人に好感を持ってもらいたいと望むなら、
その癖を嫌われにくいように丸くできないか、
別な言葉で言えば受け入れられやすい形で表現できないか、
少し考える価値はあるかもしれません。
☆ ☆ ☆
長くなりました。
以上は私の経験から導き出された傾向と対策です。
だからこそハッキリと言えるのです。
躓く回数が減るということは、
それだけ幸せになる人が増えるわけです。
「人に嫌われない」というのは、
貴重な大切な資質なんです。
一度、考えてみてはいかがでしょうか!?