猪突猛進 鈴木研究室へようこそ

関西医療大学大学院 教授である鈴木俊明研究室の紹介や鈴木が日頃考えている教育・臨床・研究への思いを熱く語ります。

学部ゼミ生 ゼロ の悲劇

2012-12-15 18:03:29 | 教育
本学では4年生で理学療法研究法という科目があります。いわゆるゼミです。
4年生での科目ですが、実際は準備のために3年生のこの時期にゼミわけをします。

例年鈴木ゼミは大変優秀な学生が多く所属してくれており、活気があふれています。
今年のゼミの説明で、「鈴木ゼミは卒業後すぐに学会発表、論文作成、できれば海外の学会にもだせるように指導します。そのため、そのような意志のない学生は他のゼミで頑張ってほしい。」といいました。

私は、この話には2つの目的がありました。
1 私の今までのゼミ生は卒業後も研究でつながりをもっており、それが私の研究を助けてくれている。そのた  め、若手の教員にたくさんのゼミ生がいくことで、若手教員の研究レベルの向上につながる。

2 私が厳しいことを言っても、その厳しさについてくる学生がどの程度いるか・・いや、いるに違いない。

結果は ゼミ生 ゼロです。教員人生初めてのことです。すごく落胆しています。

いやーー 辛いですね。 大学院生を多く担当していますので、そちらに力を注ぎたいと思います。
また、外部の施設にも多くの共同研究者がいますので、さみしくないはずです。

そろそろ、若手への世代交代の時期かもしれません。

では・・・・週末は忙しいので、落ち込む余裕がありませんが・・