毎年、この時期になると新人症例発表の予行会で指導しています。
その際に、問題となる動作分析から問題点を見つけるというトップダウン評価で、大きな勘違いをしている方がいます。
例えば、歩行動作を様々な歩行周期にわけて、動作特徴をみつける。その動作特徴に関連する問題点を機能障害レベルであげる。
一見 正しいそうに思えますが、正しくありません。
様々な歩行周期での特徴な動作は単独で起きているか?、それとも、その前の周期の問題があるから起きてくるのか? を明確に示す必要があります。
すごく簡単にいいますと、歩行の立脚初期から中期までの股関節伸展運動が乏しい、立脚中期での股関節内転運動が乏しい、という2つの特徴な動作がある場合に、立脚初期から中期での股関節伸展運動が乏しいので二次的に中期では股関節内転ができないのであれば、その股関節内転に関係する機能障害は上げる必要はありません。
良くみられる発表として、上記のように考えているにもかかわらず、股関節伸展、内転ができない問題に対して検査して、内転の問題が機能障害であったとしても理学療法の対象にしない・・・ということです。
これは違う。このような評価は、本当のトップダウン評価ではありません。
また、筋力はMMTの段階は変わらなかったが、程度は改善した??? とか、筋緊張は低下のままであったが、程度は改善したというような主観的な評価も如何なものか と思いますね。
その際に、問題となる動作分析から問題点を見つけるというトップダウン評価で、大きな勘違いをしている方がいます。
例えば、歩行動作を様々な歩行周期にわけて、動作特徴をみつける。その動作特徴に関連する問題点を機能障害レベルであげる。
一見 正しいそうに思えますが、正しくありません。
様々な歩行周期での特徴な動作は単独で起きているか?、それとも、その前の周期の問題があるから起きてくるのか? を明確に示す必要があります。
すごく簡単にいいますと、歩行の立脚初期から中期までの股関節伸展運動が乏しい、立脚中期での股関節内転運動が乏しい、という2つの特徴な動作がある場合に、立脚初期から中期での股関節伸展運動が乏しいので二次的に中期では股関節内転ができないのであれば、その股関節内転に関係する機能障害は上げる必要はありません。
良くみられる発表として、上記のように考えているにもかかわらず、股関節伸展、内転ができない問題に対して検査して、内転の問題が機能障害であったとしても理学療法の対象にしない・・・ということです。
これは違う。このような評価は、本当のトップダウン評価ではありません。
また、筋力はMMTの段階は変わらなかったが、程度は改善した??? とか、筋緊張は低下のままであったが、程度は改善したというような主観的な評価も如何なものか と思いますね。