今日は東京で厚生労働省研究班の報告会でリハビリテーションに関する報告をさせていただいた後に仙台に移動。明日、朝に日本脊髄機能診断学会で脳血管障害片麻痺患者の非麻痺側F波の波形分析に関する研究を報告します。両方とも患者様のデータからわかった報告ですので、大切に話をさせていただきます。脊髄研究者としては大事な学会です。
外部の施設で臨床指導をして思うことがあります。急性期病院で2週間程度して転院してきた脳血管障害片麻痺患者さんですが、全く非麻痺側への体重負荷ができていない。麻痺側へのアプローチは大事ですが、身体全体を見ましょう。基本的なことですが、対称的な座位姿勢、立位姿勢を学習させることが非常に大事です。何でもかんでも、どんな姿勢でも立たせて歩かせるのが良いわけではないですね。