日本神経理学療法学会で座長をさせていただきました。非常によく考えられている内容でした。
ロボット、装具、トレッドミルを用いての歩行練習をすることでの改善を様々なテストバッテリーを用いて効果検討をしていました。同様に立ち上がり動作でもロボットを用いて改善する過程を報告してくれていました。その内容については素晴らしいと感じました。
その反面、これらの介入と一般的な理学療法を併用しているわけですが、その内容などんな内容かが不明瞭であるわけです。
例えば、歩行動作の改善を求める際に、ロボット、装具などの介入をするのは良いのですが、その前にこの方の歩行はどんな特徴があるか、何が問題であるか? を明確にして、それに対応した運動療法を展開する必要がありますね。単に、下肢のR O M練習、筋力練習というような漠然とした解釈ではなく・・・・このためには、身体運動学、神経生理学などの解釈を用いることが必要になるわけですね。
いくつかの評価バッテリーを用いて点数評価するもの大事です。客観的に表現されるからですね。
しかし、その評価で問題となる項目があって、それが目標としている動作にどのように関連しているか? 問題となる項目の要因は何かを追及する視点も大事であります。
日本基礎理学療法学会は、そんな疑問を解決してくれる糸口が見つかるかもしれません。
ぜひ、第28回 日本基礎理学療法学会 https://www.jspt.or.jp/jsptf/academic/<o:p></o:p>
で皆さんをお待ちしております。私、日本基礎理学療法学会の理事ですので、宣伝をさせていただきました。
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