この時期になると、森の雪の間から春の花が顔を見せる
これはスノードロップ。
日本でいうスノードロップより小ぶり。
日本のスノードロップは、ジャイアントスノードロップ。
「森は生きている」というマルシャークの劇で、
わがままな女王が大晦日に
「まつゆきそうを持ってきたらその分の金貨を与える」
というおふれを出すシーンがあるが、
そのまつゆきそうがこれ。
これが咲くと春が近いということ。
ちょっと明るい気持ちになる。
北欧神話での悪者役はロキ。
元々は火の神。
巨人の血をひいた美しい神。
男神だけれど女性に化けることもあるどころか馬にも化けて、魔法の馬スヴァジルファリとの間に、スレイニプルという馬を産んでいる。
このスレイニプルはオーディンの軍馬で8本足の神獣。
というなんだか、すごいストーリー。
めちゃくちゃ嘘つきなイタズラ好き。
最後は捉えられて幽閉されてしまう。
そこは蛇の毒が滴り落ちるところで、それを妻が壺を持って受け取っている。
壺がいっぱいになると妻がそれを捨てに行くので、その瞬間だけ、毒を浴びてロキは苦しさに悶える。
それが地震だ。
と言われている。
ロキの妻は、ずっとロキに毒が当たらないように壺で受けているところを見ると、妻にはとても愛されていたんだろうね。
すごく悪いキャラとして描かれているけど、他の神を助けることもあったり、二面性を持つトリックスターだったようだ。
ね、北欧神話、興味深いでしょ。
北欧神話の主神オーディンは、ワタリガラス二羽を操っている。
フギン(思考)とムニン(記憶)と言う名の二羽は、明け方に放たれ夜戻るとオーディンの耳元で、世界で怒っていることを報告する。
情報がどれだけ大事かがよくわかるなあ。
オーディンが片目なのは「ミミールの泉」の水を飲むことで知恵を得た代償で片目を失ったと言われている。
日本の神話もギリシャ神話も神々が生き生きとしていてなまなましい。
北欧神話も、けっこうなもんです。
ゆっくり描こうとしたら時間が空いちゃった。
ちゃんと書きます。ちょっとまっててね。
クリスマスにつきものの植物といったら「やどりぎ」
ご存じ寄生植物だ。宿木と書く。
緑が少なくなる冬でも常緑なので、生命のシンボルともされている。
クリスマスにはヤドリギを飾る家も多い
クリスマスの誕生花は「ヤドリギ」なんだって。
北欧神話で絶対神のオーディンの子供のバルドル。
お母さんのフリッグが、溺愛して世界中の生物・無生物にバルドルを傷つけないように約束をさせた。
でも、若かったヤドリギだけがその約束をしてなかったので、北欧神話の悪役ロキの陰謀で、ヤドリギをぶつけられて死ぬ。
(投げたのはロキではなく異母兄弟のへズだけどね)
なんていう重要な役割の植物でもある。
冬になって木の葉が落ちるとこんなふうにヤドリギが目立つようになります。
オレスンド橋経由で、35分程度でマルモからコペンハーゲンにいける。
8キロしかないのだ。
コペンハーゲンの駅前にあるチボリ公園は、北欧的なテーマパーク。
北欧的ということは、冬の間は閉館している。
けれど、クリスマスシーズンは特別に開く。
クリスマスマーケットで賑わう。
でも、寒い。
で、あちこちに、こんな原始的なストーブが置かれていた。
子供が触ったりするとかなり危険だと思うのだけど、
今でもあるのだろうか?
ショーリンは、SFI(移民のためのスウェーデン語学校)の同級生。
日本に住んでいたこともある国際派。
かなり上手なこなれた日本語も話す。
そして、旅先で知り合った
スウェーデン人の彼と結婚した
文化も似ているし、日本語も使えるし、サバサバした性格だし・・・
ということで、家族ぐるみでご飯を招待し合う仲。
今回は火鍋
本格的な火鍋を食べたのは初めてだったので、感激した。
簡単にできる調味料も教えてもらって、我が家ではしばらく火鍋にはまった。
似たようなものがAmazonで1000円ぐらいで売っていた。
あ〜ん、この陰陽の形をした鍋が欲しいなあ〜〜〜
流石にそれは1000円では付いてこない
クリスマスごろになると、スーパーでアマリリスの水栽培のキットを販売する
イギリスでもそうだったから
アマリリスはクリスマスの花なのかしら?
プレゼントでもらうこともある
でも、球根から花がさくまでは、2ヶ月ぐらいかかるから、春を待つ花なのかもね