夏至祭りは、日本のお盆のようなもの。
遠くに住んでいる親戚一同が戻ってきたりする日です。
で、食事も大掛かりに。
テーブルにいろいろな料理をならべて、
いわゆるバイキング形式で、好きなだけ取ってきて食べる
という家庭も多いです。
画像は、アペタイザー。
シルと呼ばれるニシンのいろいろな味付け料理はスウェーデンの特徴。
このあと、メイン料理やデザートなど
テーブルの上は変化していきます。
ミッドサマー(夏至祭)のテーブルです。
真中には小さなメイポールが立っています。
テーブルの上の缶詰はもちろん酢漬けのにしん
サラダのようにみえる4角のお皿も
クリーム味のにしんなどにしんのバリエーション。
瓶の中はもちろんシュナップス。
ディルといっしょにゆでたじゃがいももかかせません。
そしてデザートは山盛りのいちごと生クリームです。
ミッドサマーのポールです。
でも、これは、個人の家の庭に作られたもの。
ミッドサマーの前日(つまりお祭の日)の午前中は、ポールを作ったり、少女達の花飾りを作ったり、個人の家でも大忙しです。
家族のパーティでは、この周りでおどります。
ハビリテーション病院の階段や廊下には、
そこに通う子供たちが少しでも楽しくなるようにと
いろいろな工夫がされています。
推測ですが、業者に頼んで書いてもらったのではなく
職員の中の絵の上手な人が描いたのだと思います。
こういうことに、うるさいルールがないのがいいなあ。
スウェーデンで作業療法士をしていた知人の工房を見せてもらいました。
日本ではよく「リハビリテーション」といいますが、
元々持っていたけど失った機能を戻す時は「リハビリテーション」
もともと持っていない機能をトレーニングによってつけるような時は「ハビリテーション」
というのだそうです。
落ちた視力を回復させようとするのがリハビリ
もともと弱視を少しでも機能を上げようとするのがハビリということですね。
そんな色々なツール
作業療法士さんの手作りだそうです。
一人一人にカスタマイズしないといけないので。
椅子の高さで調節するのではなく、テーブルの高さで調節する。
こういうことも必要ですよね。
以前にも書いたが、スウェーデン人の国旗掲揚率は高い・・・と思う。
特にスコーネは高い・・・と思う・・・
少なくとも、私の住んでいたエリアでは、庭に国旗掲揚柱があって、スウェーデン国旗がはためいていた。
お隣のフィンランドでも、見かけたので思わずパチリ。
日本では最近「旗日」という言葉も聞かなくなったなあ