北欧スウェーデン の生き方情報 スウェーデン報

北欧スウェーデンの日常を生活者目線でお伝えします。
幸せの国、北欧スウェーデンのなるほど〜な生き方をお伝えします。

熱帯魚の館

2009-09-30 21:10:59 | 観光

ごめんね。また、久米島の話題の戻ります。
久米島を一周ドライブしていると「熱帯魚の館」という表示が。
水族館だと思ってスルー。

ところが、黒砂糖屋の看板娘のお姉さんに観光ポイントを聞いたら
一番にその名前が。

「地元のタクシーの運転手さんが餌付けをして、
熱帯魚をはじめ魚が身近に見られるポイント」
なのだそうだ。
「パンやお麩を持っていくとわっと寄ってくる」
のだそうだ。

そりゃ、行かなきゃ。
「おろしスーパー」で安いお麩を買い込んで行きましたよ。

本当に、何の変哲もない海岸(磯)
でも、数人の観光客が海を覗いている。

海中に防水カメラを突っ込んで
むやみやたらにシャッターを切っただけで
これだけの魚が写りました。

久米島訪問者には、絶対お勧め。
陸からシュノーケリング気分が味わえます。
しかも、無料。

ただし、近くにトイレも売店もないからね。
餌はあらかじめ用意して行って下さい。
餌なしでもたくさん魚は見えますが、
餌ありだと、余計楽しめます。

後から来たタクシーの運転手さんが
私のお麩を見て
「食べないよ」「えっつ、食べてるのに」

彼がパンを口で噛みつぶして投げたら
本当にうわっと寄ってきました。

水面に浮くお麩より沈むパンの方が人気です。

ひつじ

2009-09-29 14:43:19 | 観光

昨日の「木を植えた男」
関連でもう一枚。

どうやらこのひつじも
作品の一部だったらしい。

木を植えた男の横にならんでいました。

もこもこ感がよく出ていると思いません?

たくさんのボランティアスタッフが
盛り上げてくれていました。

最近は、いろいろなイベントに地元ボランティアを
上手に活用しているケースが増えていますね。

10月24日からは
やはり静岡で国民文化祭がはじまります。
こっちは、私も仕事でかかわらせてもらいました。
お時間があったら、「きてやぁ」(遠州弁)

木を植えた男

2009-09-28 23:36:21 | グッズ

浜松市のフラワーパークで只今
モザイカルチャー展をやっています。

一応世界花博ののりで
(浜名湖立体花博というんだそうだ)
いろいろな国からの出品もあります。

義理で出品したような作品から
力の入った作品までピンからキリまで91点。

モザイカルチャーって何?
と言う人もいるよね。

植物でオブジェを作っちゃう
立体的なものもあるし
絵画のようなものもありました。

私のお気に入りはこれ。
「木を植えた男」(モントリオール市出品)
高さ5メートルぐらいかな。
左に写っているのが観客です。サイズの参照に。
よくできてました。

11月23日まで

こんな風景

2009-09-26 00:20:57 | エッセイ

こんな風景を見ながら育ったら悪い人にはぜったいならないだろうな
なんて思うような風景。

グラッサー博士のリアリティセラピーでは
「人間にとって唯一の問題 は不幸であること」とする。人が不幸なときには、とてつもなく創造的になり、その結果非行、犯罪、薬物依存、暴力、精神病と呼ばれるような行動をとるようになる。

と言っている。

そして不幸と言うのは、(貧困など以外には)「お互いが望んでいるのに満足な人間関係が築けないこと」
とも言っている。

つまり、「あなたはあなたのままで素晴らしい」
「あなたのままで価値がある」
と無条件の愛を実感していないことじゃないかと私は思う。

不幸な人は「自分の価値を不当に下げている」
特に「人との比較で自分を不幸にしている」
ような気がする。

こんな風景に包まれて暮らしていたら
それだけで、いい人でいられそう。

沖縄は歴史的にも過酷だったし
現在だって、大都会の生活水準には遠いようにみえる。

でも、私のあった久米島の人たちは、みんないい人だった。
みんな幸せなんだと思った。

きっと地域の中で大事にされて育ってきたのだろう。
みんなが知り合いで家族のようなら
凶悪犯罪なんておこらない。
誰も、自分の家族を本気で傷つけようなんて思わないから。

数字を確かめたわけじゃないけれど、
きっと犯罪発生率はすごく低いと思う。

道を聞いたら
「地図じゃわかりにくいから」と自分の車を出して先導して案内してくれた人。
居酒屋に来るのに自分の家のシークワーサをいっぱい持ってきて
初対面の居合わせた客に配る人。
観光の見どころを聞いたら
次の客が待っているにもかかわらず、あれこれと親身に教えてくれるお店の人。

たった数日の滞在なのにあげたらきりがないくらい
たくさんの「いい人」に出会った。

癒されたぁ

沖縄・久米島・はてのはま

2009-09-22 23:21:06 | エッセイ
前回のロブスターネタは大人気。
アクセス数はマイレコード更新。
でしたが、今日は急に沖縄ネタ。

久米島に来ています。

沖縄民謡を聞かせてくれる居酒屋「島風(しまかじ)」で
すごく久しぶりに「さとうきび畑」を聞きました。

メインボーカリストの店主(だと思う)が上手だったこともありますが
記憶や思いを呼び起こさせるいい歌でした。

大学のクラスメートにSさんという年上の女性がいました。
「いずれきっと何かをしていると思いながら、ふと気付くと30歳になってしまった。
何もしていなかった。
これではいけないと姪と一緒に受験勉強して二年がかりで大学に入った」

入学の思いをこんな風に語っていた。おしゃれな素敵な女性でした。

彼女が、クラスのコンパで一度だけ歌ったのがこの「さとうきび畑」
すごく上手というわけではないけれど、
しみじみと丁寧に歌うその歌詞は、
ストレートに心に届き、静かな感動がひろがりました。

「独身を後悔したことはないけれど、長い付き合いの男友達と
楽しく話していても、
ある時間になるとそわそわと家に帰りたがる。
その時は、さびしいなと思う」
ふたりで喫茶店で話をしているときにふと漏らしたこんな言葉。
妙に心に残っています。

学生とは名ばかりに遊んでばかりいたわたしが
「勉強しなかったことが後悔」と話すと
「うらやましいと思っていた。わたしは、勉強しかしなかった」
とSさん。

そして、大学院へ進学して卒業して
ようやっと自己実現の第一歩を歩きだした矢先、
急逝。

Sさん。あなたの亡くなった歳をとっくに過ぎた私だけれど、
あなたの真摯な生き方をまだまだ超えることができません。

でもね、この歳になっても勉強し続ける日々を送っているんですよ。
あの怠け者のわたしが。

「さとうきび畑」は、わたしに、かつての素晴らしい同級生の存在を思い出させてくれました。
体験の全てが自分に必然だったように
会ったすべての人々が、みんな、必然の出会いで
何らかの影響を自分に与えてくれていたのだと
今更ながら気づいた一曲でした。

Sさん。前向きに倒れて命尽きたのなら
目指すところの途中でも、幸せな思いで死ねるのだろうか。
その答えを、あなたから聞きたい。

あなたは、きっと、あの静かな笑顔で笑うだけで答えないのでしょうね。

ロブスター

2009-09-16 23:53:20 | 食べ物

その島は、魚介類で有名で
借りたサマーハウスのすぐ近くに朝だけ開く魚屋がありました。

で、このサイズのロブスターが数千円。

煮るにも焼くにも
鍋には、はいらないし
鉄板からは逃げるし

なんだかすごく残酷な気持ちになりました。

でも、おいしかった