北欧スウェーデン の生き方情報 スウェーデン報

北欧スウェーデンの日常を生活者目線でお伝えします。
幸せの国、北欧スウェーデンのなるほど〜な生き方をお伝えします。

個性あふれる郵便受け (Brevlåda)

2020-07-30 22:44:29 | スウェーデン

北欧スウェーデンの生き方、習慣、グッズ・・・なんかを楽しく伝えたい。

Facebookでも毎日画像アップ中。

***************

わたしのマイブーム

個性あふれる郵便受け

これだけでも散歩がたのしくなります。

普通の郵便受けはこんな感じ

ラッパのマークは、

昔、ラッパを吹きながら配達していた頃の名残とか。

ドイツの郵便受けにも描かれているので

ドイツ文化かも・・・

 

手書きステンシルのこんな郵便受け

見かけると住んでいる人に会いたくなります。

soderberyさん 日本語にすると南山さん

きっと素敵な人だろうなあ

こちらも手製

真似して、わたしも自分の家の郵便受けに

ピッピを描きました。

ピッピと思うのはわたしだけだったみたいなので、

画像はのせません。

 

 

**************

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

ブログランキング、参加中。

1日1回くりっくできまっせ!! 

応援よろしくっ!!


煙突掃除

2020-07-29 22:34:11 | スウェーデン

北欧スウェーデンの生き方、習慣、日常・・・なんかを楽しく伝えたい。

Facebookでも毎日画像アップ中。

***************

スウェーデンの我が家には、りっぱな暖炉があった。

ある日、煙突掃除人が来て、煙突掃除をするという。

きけば、設置場所によるが

毎年1回(場所によっては3年に一回、6年に一回)

煙突掃除をすることが義務付けられているのだそうだ。

 

一回約5〜6千円。

 

日本ではめったに(っていうか一度もお目にかかったことがない)

chimney sweeper (煙突掃除屋さん)

 

もちろん記念撮影させていただきました。

 

調べたところ、

スウェーデンの煙突は、

環境保護のために、きびしい規制があるらしい。

燃料を工夫して、汚染を少なくしていて

本場イギリスよりも汚染値が低い。

 

イギリスの煙突掃除屋さんのサイトで

スウェーデンに見学に行った記録を見つけました。

その熱心さに感動しました。

どの道でもプロはすごい!!

これは、彼のサイトMr Sootから借りました

 

イギリスでは一回1万円ぐらいのようです。

 

ヨーロッパ連合もあるらしく

1954年創立の欧州煙突掃除人連盟(ESCHFOE)は

毎年会合を開いているのだとか。

今年は、コロナで未開催。

来年はルクセンブルグで開催予定。

 

煙突のある家に住みたいと思っていたけど、

ルールと環境対策が大変そう。

エアコンでいいとしよう。

 

 

**************

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

ブログランキング、参加中。

あなたのワンクリックが、励みです。 

応援よろしくっ!!

 

 


テーマパークには必需品のワゴン (skrinbar)

2020-07-28 11:06:18 | スウェーデン

北欧スウェーデンの生き方、習慣、遊び方・・・なんかを楽しく伝えたい。

Facebookでも毎日画像アップ中。

***************

テーマーパークや大きな公園に行くと見かけます。

貸し出し用ワゴン。

Skrinbar。(skrin=box)

 

箱型ひき車。

 

子連れには、便利。

こんなふうに使います。

ね。いいでしょ。

 

大人も乗れるのかなあ。

体重制限あるのかなあ。

 

疲れたら、引っ張って欲しい〜〜〜

**************

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

ブログランキング、参加中。

あなたのワンクリックが、励みです。 

応援よろしくっ!!


雨に関する私的考察

2020-07-27 11:47:34 | スウェーデン

北欧スウェーデンの生き方、習慣、面白さなどをつたえられたらいいな

今回の内容は、メールマガジン「ほぼ週刊スウェーデン報」です。

メールマガジンも是非登録お願いします。

 

******************

ヨーロッパで走っているのは、日本人と泥棒だけ。という表現がある。

そして、もう一つ、ヨーロッパで傘をさしているのは、日本人だけ


私の暮らした外国は、イギリスとスウェーデン。

そして、その両国とも天気があまり良くない。

詳しいデーターを調べたわけではないので、
一年のうちの雨の降った日がどのくらいかわからないが、
生活感覚としては、5割を超えているかもしれない。


最初、イギリスに住んだ時、イギリス人が、傘をささないのに驚いた。

さらに、イギリス人は雨宿りもほとんどしない。

よく絵で見るような、傘を持ったイギリス紳士、多分あの立派な傘は、
一生のうち、一度もひらかれないのではないだろうか。


さて、スウェーデンの天気も変わりやすい。

母が日本から遊びに来ていた日、朝から快晴だった。

母には乾燥機で衣服を乾かすなどという発想は、みじんもない。

当然、庭に張ったロープにせっせと洗濯物をつるし始めた。

 

一番イメージに近い画像をイーコムドイツ語ネットから借りました。



しかし、私は止めた。

これから観光に出かけるのに、外に洗濯物を干していくなんて・・・・。

快晴の青空を見ながら、母がいう。

「大丈夫。外に干していけば帰るまでに乾くよ」

「スウェーデンの天気を信用してはいけない」とわたし。

納得のいかない母。

しぶしぶ取り込む。でも、私の母である。

観光に出かけても、空を見上げては、

「やっぱり、干してこれば良かった」

と、しつこい。

そして、数時間後、やっぱり雨は降った。

雨を見て、そして、私を見て、母は感心したように言った。

「ほんとだね。あんなにいいお天気だったのにねえ」

私は、誇らしく、胸を張った。


とまあ、そんなことで、威張ってもしょうがないのだ。

ともかく、こんな天気だから、「雨天順延」という言葉がない。

順延したら、いつ実行できるかわからないのだ。

日本人の知人の初めての保育園の遠足の日は雨だった。

当然中止だろうと、通常通り登園。

すると、全員、遠足の用意ができている。

「えっ、遠足に行くんですか」と聞くと、担任、平然とした顔で

「あら、昨日、そうやって伝えなかったかしら」


先年のルンド大学のキノコ狩りは、やはりかなりの雨だったそうだ

バスで現地まで行く。

やまない雨。

当然、お弁当はバスの中で食べると思ったら、バスは、
次の送迎があるとかで、全員を雨の森に下ろして、
無情にも帰っていってしまった。

雨に慣れない日本人参加者は、なるべく枝の張った木を見つけて、
雨宿りをしながら、ずぶ濡れで、立ったままお弁当を食べたのだそうだ。

そして、ひたすら、祈るような気持ちで迎えのバスを待ったのだった。


私たちが滞在している時の夏も、あまり天気の良い夏ではなかった

我が家は、ダーラナ地方でサマーハウスを借りて2週間過ごしたのだが、
快晴でしかも水泳日和という日がなかなかない。

せっかく、シリアン湖の目の前に滞在しながら、湖で泳ぐことができない。

一度、無謀にもちょっとお天気の良い日に入ったら、水温17度。

すでにスウェーデン人化している娘以外は、すぐに退散した。


ダーラナの目玉の一つにサマーランドというのがある。

プールを中心としたテーマパークで、乗馬や釣りなどの屋外アトラクションもある。

 

サマーランドホームページから借りました
今年は、営業はしていますが、全てネット予約で、

今週、来週はもう売り切れ。

プールは開いていますが、スライダーは使用できないなど

COVID-19の影響は甚大です。

 



子供たちは当初から楽しみにしていた。

しかし、入場料は高い。(今年は250クローネ、約3000円ぐらいかな)

十分楽しむためには、やはり気温の高い快晴の日に利用したい。

というわけで、最適な日を待っていたらとうとう最終日になってしまった。

そして、雨である。


「こんな日にサマーランドに行っても仕方ないでしょう。
今回、サマーランドはあきらめよう」

しかし、2週間、今日か今日かと待っていた娘には、どうしても納得できない。

「だって、こんな雨の日に泳いだら、風邪ひいちゃうよ。
それに、もしかしたら、サマーランドもこんな天気じゃ、休園かもしれない。
行ったって、誰もいないよ」

でも、私の娘である。

「どうしても行きたい」

と、しつこい。


「じゃ、行くだけ行くけど、誰もいなかったら入らないからね」

あきらめさせるために、サマーランドまで行ってみる。

かなりの雨である。

気温は17度。

屋外遊園地。しかも、プール中心の遊園地にひとがいるわけがない・・・・・。


ところが、・・・・・駐車場は満車。

園内からは、キャーキャーと元気な声が。

我が目を疑ったね。

「ほらね、みんな、遊んでるじゃん」誇らしげな娘。

雨に濡れるのも、プールで濡れるのも、スウェーデン人にとっては同じなのだ。

どうせ濡れるんだったら、今日はプールにしよう・・・・・・ということなのか。


しかし、日本人の常識として、こんな気温の低い雨の日に
高いお金を出してプール中心の遊園地に入るわけにはいかない。

日本人としてのアイデンティティに関わる。
(いえね、ただ、もったいなかっただけですが)

「うそつきぃ」と叫ぶ娘をなだめすかして、あきらめさせる。


スモーランドのピッピランド。あそこに行った時も雨模様だった。

目玉のピッピの野外劇が始まった時はすでにかなりの雨脚。

ステージはさすがに屋根がついているものの、
観客席は、完全に空の下。

マルタの上に板を渡してある座席もずぶ濡れである。

多くのスウェーデン人たちは、平気で、ずぶ濡れの板の上に腰を下ろす。

我々日本人は、持っているシートを敷いて、腰を下ろす。

すると、後から来た賢いスウェーデン人たちは、
渡してある板の両端を「せいの」で持ち上げると
クルクルと裏に返して、濡れていない側を上にして、座っていた。

賢い!!


客席の方にしょっちゅう降りてくる役者もずぶ濡れ。

座っている観客もずぶ濡れ。



スウェーデン人の高い鼻の頭からは、水滴が滴り落ちている。

しかし、誰も、席を断とうとしない。

それはもう、驚嘆の域に達していますね。


さすがにこの時は、傘を指している人たちもちらほらいたが、

大勢は、平気で濡れている。

我が家も、誰も席を立たないので、日本人の意地を見せねばと、
かなり頑張った。

その結果、全員で、終わるや否や車に戻って、乾いた服に着替えたのだった。


「郷に入って、郷に従おう」とすることは、これほどさように、努力を要することなのだ。


スウエーデンのどんなアパートにも乾燥機が付いていることを、
贅沢と言ってはいけない。

スウェーデン人が、外出する時、決して、
綺麗な格好をしていないからと言って、
おしゃれではないと言ってはいけない。

彼らは、いつだって、心の中では雨に備えて、生きているのだ。

しかし、スウェーデンの雨は、しばらく待っていれば、多くの場合
必ず上がる。

すぐ、また降ることもあるが、日本のように、ずっと
ジメジメと振り続けることは滅多にない。

というわけで、今日もスウェーデン人たちは、傘ももたずに
出かけるのである

**************

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

ブログランキング、参加中。

あなたのワンクリックが、励みです。 

応援よろしくっ!!

 

 


ヘラジカ エルク älg

2020-07-26 11:31:34 | スウェーデン

北欧スウェーデンの生き方、習慣、生き物・・・なんかを楽しく伝えたい。

Facebookでも毎日画像アップ中。

***************

鹿の中で最大級の生き物「へらじか」

「エルク」とも呼ばれますが、

スウェーデン語では「älg」

エリィと発音します。

 

ちなみにスウェーデン語の「G」は、「イ」と発音

Bergさんはべルグさんと表示されることがありますが

正確にはべリィさん (山という意味です)

 

スウェーデンでは、ゴッドランド島をのぞいて全国に生息。

(あ、Bergさんではなくälgの話よ。Bergさんは、ゴットランド島にも生息している・・・と思う)

30万頭から40万頭、世界でも一番エルクの多い国です。


毎年10万頭ぐらい狩猟されますが、

毎年10万頭ぐらい誕生しているのだそうです。

 

でも、雄牛の方が狩猟されるので(角のせいと、種の保存の両方の理由があるのではないかしら)

5歳まで生きる雄牛は5〜10%。

寿命は25歳だそうですから、

人間に例えると20歳になる前に殺されちゃう・・・

なんか気の毒。

 

ダーラナ地方はエルクの多い地方なので、

狩猟グループがあります。

許可された人しか狩りをしてはいけないのです。

 

泊まった民泊のご主人がエルク狩りの名人で

ヘラジカ料理を出してくれました。

味は、普通に肉料理・・・って、感じ・・・

 

ヘラジカ料理を食べながら、ひとしきりエルクの話で盛り上がりました。

 

狩猟の季節は冬。

1年間に何頭まで狩猟していいという決まりがあり、

それぞれの狩猟グループで頭数も割り当てられているとのこと。

 

エルク狩りは、一人ではできないので、チームで行う。

 

親子連れは、仔牛を先に撃つ。

なぜなら、母牛を先に撃つと仔牛は、逃げる。

逃げても一人では生きられない。

(母乳で育つため)

 

仔牛を撃たれた母親は、逃げずにオロオロと仔牛のそばにいる。

だから、仔牛から撃つ。

 

なんか、可哀想。

 

誕生の季節は春。

それから1年かけて育児をして、

また、次の出産のために、1年後には追い払う。

 

エルクは、通常、群れをなさないのだそうです。

 

ってことはこの画像は、お母さんと子離れ間際の四頭の子供達かなあ。

 

たまたま、餌場で一緒になった他人かなあ。

 

 

狩猟したエルクの肉は、保存しておいて、

1年かけて、狩猟メンバーで分けて食べるのだそうです。

 

雄牛の大きさは背丈170〜210センチ。

体重380〜850キロ。

とても大きい。

 

にもかかわらず、そんなにしょっちゅうお目にかかれません。

 

私は2回、見ました。

 

スコーネの森を散歩中に見かけた時は、

一緒にいたスウェーデン人でさえ

「ねえ、見た!?見た?! älgがいたよね!!!」

と興奮気味でした。


ラップランドでは、主要道路脇で餌を食べていました。

宿で留守番している子供たちにも見せてやろうと迎えに行って戻ってもまだいました。

 

狩猟シーズン以外は、安心しきっているのかしら?

 

首輪みたいのは、多分、個体識別番号でしょうね。

 

こんなに大きな野生動物を目の前で見たのは初めてです。

 

**************

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

ブログランキング、参加中。

あなたのワンクリックが、励みです。 

応援よろしくっ!!

 


clas ohlson

2020-07-26 00:00:42 | スウェーデン

北欧スウェーデンの生き方、習慣・・・なんかを楽しく伝えたい。

Facebookでも毎日画像アップ中。

***************

連休忙しくて、アップが滞っております。

お茶を濁す感じでclasholson

 

メールマガジンIKEAについて書きました。

IKEAと同じくらいスウェーデンで人気のclas ohlson

IKEAがニトリだとするとclas ohosonはカインズって感じかな?

ダーラナ地方のInsjonで1918年起業。

 

こちらも通信販売の店として発足。

最初に扱っていたのが、マニュアルと技術文献。

ダーラナも田舎なので、文献が手に入らなくて人気だったとか。

 

1926年にInshjonに店舗を構えて、

今では北欧を中心に230を超える店舗数。


日本から持って行った電気製品を繋ぐ日本型コンセントが欲しくて

スウェーデン人の友達にどこに行ったら手に入るかと聞いた時に

紹介されたのがclas ohlson

海外旅行用のマルチタイプのコンセントとかありそうじゃない。

 

でも、みつからない。

 

店員に

日本のプラグを見せて

「これがささるようなコンセントはない?」

店員「(にべもなく)ない!」

食い下がる私「じゃ、一番近くでこういうのを扱っていそうなところはどこ?」

店員「(冷たく)日本」

 

わかってるわ!と内心、叫んだ、苦い思い出が。

 

ダーラナ地方、特にInshonでは、英雄的存在。

Clas Ohlson博物館もあります。

 

 

**************

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

ブログランキング、参加中。

あなたのワンクリックが、励みです。 

応援よろしくっ!!

 


室内運動会

2020-07-23 07:50:47 | スウェーデン

北欧スウェーデンの生き方、習慣・・・なんかを楽しく伝えたい。

Facebookでも毎日画像アップ中。

***************

雨が多くて、予定が立たないせいか、

娘の小学校の運動会は、体育館で実施された。

 

雨で体育館になったのではない。

元々の予定が体育館。

それも、学校の体育館ではなく

地域の体育館。

 

っていうか、学校には体育館はなくて、

校舎の中にイベントをしたりするホールみたいなスペースがあるだけ。

 

今なら許されない三密状態。

 

 

**************

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

ブログランキング、参加中。

あなたのワンクリックが、励みです。 

応援よろしくっ!!

 


コーヒーモーニング、コーヒーアフタヌーン

2020-07-22 20:33:15 | スウェーデン

北欧スウェーデンの生き方、習慣・・・なんかを楽しく伝えたい。

けど、今回は、スウェーデン 流じゃないかも・・・

 

Facebookでも毎日画像アップ中。

***************

スウェーデン人はシャイなので、親しくなるとほんとに親しいんだけど

それまでのハードルは結構高い。

ひとつには、90%以上が共稼ぎで、暇なスウェーデン人が少ないと言うことも挙げられる。

 

イギリスにいた時は、しょっちゅうコーヒーモーニング、コーヒーアフタヌーンに誘われた。

 

言葉がわからない頃は、はりのむしろ・・・だが、

誘いに乗ったり、勇気を出して誘ったりしていくうちに友達が増える。

 

が、スウェーデンでは、全然、呼ばれない。

 

どうみたって、ジャパニーズの一家、気にならないわけはないと思うのに。

 

インターナショナルコミュニティでは、ほぼ妻は暇なので、

コーヒーモーニング、コーヒーアフタヌーンがよく開かれる。

 

海外生活を充実させるためにも、

こうした場での情報収集は重要。

 

本当にコーヒーとクッキーだけ・・・

誘う方も、誘われる方も気が楽。

 

座る椅子がなくても大丈夫。

ほぼ立食・・・

暗くて見えないか・・・

 

ディナーもそうだけど、会話が主役と思っているから、

そんなにがんばらなくてもいい。

このくらいの気楽さがなければ、家に人なんて誘えないよね。

 

でも、日本人のわたしは、ちょっとがんばっちゃう。

で、子供たちが学校から帰って来て玄関に靴がいっぱいあると喜ぶ。

「今日は、おいしいものにありつける・・・」

 

**************

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

ブログランキング、参加中。

あなたのワンクリックが、励みです。 

応援よろしくっ!!

 

 

 

 


ルンド大学の寮

2020-07-21 13:23:47 | スウェーデン

北欧スウェーデンの建物、成果t区、生き方・・・なんかを

面白く伝えられるといいなあ

***************

欧米の大学は、長期休暇の間、

語学研修などに来た臨時学生を迎えます。

運が良ければ、寮に入ることができます。

 

格安ですが、

正規の学生も順番待ちでは入れないこともあります。

 

なので、こっそり又貸しをする学生もいます。

 

日本から来た短期の留学生に部屋を見せてもらいました。

これは個室です。

トップ画像のキッチンは共有。

日本の学生は綺麗好きなので、

気がつけば、いつも片付けをしていると言っていました。

 

国民性?によっては、本当に汚くて・・・と愚痴。

 

共同生活は大変です。

**************

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

ブログランキング、参加中。

あなたのワンクリックが、励みです。 

応援よろしくっ!!

 

 


ごみとリサイクル

2020-07-20 11:48:18 | スウェーデン

北欧スウェーデンの生き方、習慣、面白さなどをつたえられたらいいな

今回の内容は、メールマガジン「ほぼ週間スウェーデン報」です。

メールマガジンも是非登録お願いします。

 

******************

受け売りで、かつ、少しデーターが古い(2008)のですが、
スウェーデンのごみ焼却施設は全国でいくつあると思いますか。

ちなみに、日本には1243個あるのだそうです。

正解は28個。


ただし、日本の人口12686万人に対して、スウェーデンは1003万人ですから
そこは、考慮しなければいけません。

何しろ世界のゴミ焼却量の7割以上が日本だといわれています。

というのは、他の国は燃やさないで埋め立てている率が高いからでもあります。


その、数少ない焼却施設のひとつがマルモにあります。

その熱のおかげで、マルモ中心部のアパートは、
暖房とお湯がタダなのだそうです。

ヨーロッパ貧乏旅行(失礼)をしたことのある人なら、
体験済みだと思いますが、通常、ヨーロッパでは、
お湯がふんだんに出ることはありません。

一般家庭だとバスタブに1杯半ぐらいで、あとは、水になってしまいます。

貯蔵タンクの大きさがあるからです。


我が家も、次の人のためにお湯を入れ替えようと親切心を起こしたばかりに
水風呂に入れさせてしまった経験があります。

ところが、マルモのアパートは、いくらでもタダでお湯が出るのです。

ちなみに、スウェーデンでは、アパートの水道料金は
大家さんがはらうので、多くのアパートは、
洗濯機を地下に設置して、共同で使わせるようにしています。

各自が洗濯機を持つより確実に水道代が節約できるのだそうです。

自分の家に洗濯機があるのに慣れた日本人には、
洗濯のたびにわざわざ地下に行かなくてはいけないのは、
不便ですね。

うっかり、前の人の洗濯物の入っている洗濯機で洗ってしまって、
強い体臭が移ってしまい、全部捨てざるをえなくなったという
日本人の話を聞いたこともあります。


さて、話を元に戻して、ゴミの事情は、自治体によって多少違うようですが、
私の住んでいる地域では、毎週水曜日にゴミの収集にきます。

週一回だけです。

その日は、通りに面したところに置いてある自分のゴミ用コンテナ
入れておけば、収集車が集めて行ってくれます。

 

こうやってひっかけると自動で車の中に。

これだと、力もそんなに入りませんね。



ゴミ収集場所まで持っていく必要もなければ、自宅の前が運悪く
ゴミ収集場所になることもありません。

200リッターぐらいのコンテナなので、
普通の家庭の1週間分は余裕で入ります。

また、入れたまま、留守にしておいてももちろん集めてくれます。

旅行の時など便利です。

実は、これ、自治体と提携した個人業者がやっているのだそうです

料金は、年間約1000クローネぐらい(1クローネ約12円)。

その緑の蓋のコンテナの隣に、大抵どの家も黒い蓋のコンテナがならんでいます。

これは、庭ゴミ専用。

刈り取った芝とか、小枝とかを入れます。

こっちは、その都度電話で頼まなくてはなりません。

1杯55クローネ(約5~6000円ぐらい)で集めてくれます。


でも、時間はたくさんあって給料の安いスウェーデン人は、
55クローネ払うくらいなら、自分でゴミ集積所に運ぶ方を選びます。

そうすれば、ただです。

大抵、車で数十分以内のところに、ゴミ集積所があります。


そこには、家具、段ボール、新聞、庭ゴミ、木材、化学ゴミ・・・
と細かい分類(15種類)がなされたゴミ捨て場があり、
各自、それぞれの目的の場所に行って処分します。

庭の枯れ葉をビニール袋に入れたら、
捨てるときには、中身と袋をわけなくてはいけません。

だって、別の種類のゴミなのですから。


半分公営にしては、珍しく、ここは、土曜日も2時まで開いています。

そして、土曜日の午前中は、地域の亭主たちが、
全員集合することが決まりかのように、
この集積所に向かって、車の列ができます。

それらの車は、ほとんどが、後ろにリヤカーを繋いでいます。

そこに、いらなくなったソファーや、切り倒した木や
引越し後のダンボールや・・・・を乗せていきます。


そのリヤカーは、自前のものもありますが、ガソリンスタンドで
借りることもできるので、便利です。


ちなみに、ガソリンスタンドでは、リヤカーを各種取り揃えて
引っ越しができるようなコンテナや、
馬匹運搬車まで、おいてあります。



価格は、1時間200クローネぐらい。1日だと300クローネぐらいから、
種類によって異なるようです。


さて、地球に優しくが叫ばれている今、
この国のリサイクル事情は・・・・・

先ほど書いた、ゴミの分別ももちろんリサイクルのためです。

でも、日本でも課題になっているペットボトルや空き缶については
もっと合理的で確実な方法をとっています。


その方法とは、スーパーで買い取るという方法です。

パントシステムといいます。(Pantsystemet)

スーパーの一角に、必ず空き缶、空き瓶の回収機が置いてあります

そこに瓶や缶を入れると、数と種類に応じたレシートがでてきます


そして、それを持ってレジに行くと、その日の買い物金額から、
レシートの金額だけ引いてくれるのです。

つまり、金券。

ビールの空き缶ひとつ1クローネ。

2リットルのペットボトルなんか1本2クローネ。

そりゃ、みんな捨てないで、集めておいて、持っていきますよね。

その金額を寄付することもできます。


この回収機日本でも取り入れたらいいのに。

やる気さえあれば簡単なんです。

だって、見かけは機会ですが、裏では
人間が分別しているんですから。

(最近では、完全機械化されたようですが
人間がやるとPantマークが磨耗していても
ちゃんと分別してくれて便利でした)

太っ腹だと思うのは、
自分の店で売った商品でなくても引き取ってくれることです。

(ただし、外国製品はだめ。国内製品でもダメなものもあります)


最もその分の価格は、売値の中にあらかじめはいっているのです。


外国製品や、Pantできない瓶や缶や紙類も、大きなスーパーなどの側に
大きなコンテナがあって、24時間、365日捨てることができます。



紙類はこんなコンテナ(紙マークがついています)

 

いっぱいになるとクレーン車のようなものがやってきてそれを釣り上げ
大きなトラックの荷台の上まで移動させます。

底が開いて、瓶や缶が、すごい音を立てて荷台に落ちていきます。


日本では、ゴミ収集日の朝8時までに出さなくてはいけないと、
寝坊や出張や不在で、家にゴミが溜まる・・・なんてことがあります。

いつでも持っていって捨てるところが身近にあるのは、便利です。

ゴミを出しやすいシステムを作るのは大事ですよね。

そして、そういった細々した手間を省かないスウェーデン人は偉い


ところで、先日、ハイウェーを走行していたら
直前の車が、枯れ葉をリヤカーに満載して走っていました。

庭の掃除をしたのでしょう。

そして、その枯れ葉は、スコーネの強い風と
100キロを超すスピードのせいで、
ハラハラと世界に散らばっていっているのでありました。


真後ろを走っていたせいで、その枯れ葉の嵐の直撃を受けた私は、
いつも心にあるセリフを思わず、口に出していました。


「う~ん。スウェーデン人って、わからない」




 

**************

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

ブログランキング、参加中。

応援クリック、お願いしま〜す。 

1日1回クリックできます。