前回のロブスターネタは大人気。
アクセス数はマイレコード更新。
でしたが、今日は急に沖縄ネタ。
久米島に来ています。
沖縄民謡を聞かせてくれる居酒屋「島風(しまかじ)」で
すごく久しぶりに「さとうきび畑」を聞きました。
メインボーカリストの店主(だと思う)が上手だったこともありますが
記憶や思いを呼び起こさせるいい歌でした。
大学のクラスメートにSさんという年上の女性がいました。
「いずれきっと何かをしていると思いながら、ふと気付くと30歳になってしまった。
何もしていなかった。
これではいけないと姪と一緒に受験勉強して二年がかりで大学に入った」
入学の思いをこんな風に語っていた。おしゃれな素敵な女性でした。
彼女が、クラスのコンパで一度だけ歌ったのがこの「さとうきび畑」
すごく上手というわけではないけれど、
しみじみと丁寧に歌うその歌詞は、
ストレートに心に届き、静かな感動がひろがりました。
「独身を後悔したことはないけれど、長い付き合いの男友達と
楽しく話していても、
ある時間になるとそわそわと家に帰りたがる。
その時は、さびしいなと思う」
ふたりで喫茶店で話をしているときにふと漏らしたこんな言葉。
妙に心に残っています。
学生とは名ばかりに遊んでばかりいたわたしが
「勉強しなかったことが後悔」と話すと
「うらやましいと思っていた。わたしは、勉強しかしなかった」
とSさん。
そして、大学院へ進学して卒業して
ようやっと自己実現の第一歩を歩きだした矢先、
急逝。
Sさん。あなたの亡くなった歳をとっくに過ぎた私だけれど、
あなたの真摯な生き方をまだまだ超えることができません。
でもね、この歳になっても勉強し続ける日々を送っているんですよ。
あの怠け者のわたしが。
「さとうきび畑」は、わたしに、かつての素晴らしい同級生の存在を思い出させてくれました。
体験の全てが自分に必然だったように
会ったすべての人々が、みんな、必然の出会いで
何らかの影響を自分に与えてくれていたのだと
今更ながら気づいた一曲でした。
Sさん。前向きに倒れて命尽きたのなら
目指すところの途中でも、幸せな思いで死ねるのだろうか。
その答えを、あなたから聞きたい。
あなたは、きっと、あの静かな笑顔で笑うだけで答えないのでしょうね。
アクセス数はマイレコード更新。
でしたが、今日は急に沖縄ネタ。
久米島に来ています。
沖縄民謡を聞かせてくれる居酒屋「島風(しまかじ)」で
すごく久しぶりに「さとうきび畑」を聞きました。
メインボーカリストの店主(だと思う)が上手だったこともありますが
記憶や思いを呼び起こさせるいい歌でした。
大学のクラスメートにSさんという年上の女性がいました。
「いずれきっと何かをしていると思いながら、ふと気付くと30歳になってしまった。
何もしていなかった。
これではいけないと姪と一緒に受験勉強して二年がかりで大学に入った」
入学の思いをこんな風に語っていた。おしゃれな素敵な女性でした。
彼女が、クラスのコンパで一度だけ歌ったのがこの「さとうきび畑」
すごく上手というわけではないけれど、
しみじみと丁寧に歌うその歌詞は、
ストレートに心に届き、静かな感動がひろがりました。
「独身を後悔したことはないけれど、長い付き合いの男友達と
楽しく話していても、
ある時間になるとそわそわと家に帰りたがる。
その時は、さびしいなと思う」
ふたりで喫茶店で話をしているときにふと漏らしたこんな言葉。
妙に心に残っています。
学生とは名ばかりに遊んでばかりいたわたしが
「勉強しなかったことが後悔」と話すと
「うらやましいと思っていた。わたしは、勉強しかしなかった」
とSさん。
そして、大学院へ進学して卒業して
ようやっと自己実現の第一歩を歩きだした矢先、
急逝。
Sさん。あなたの亡くなった歳をとっくに過ぎた私だけれど、
あなたの真摯な生き方をまだまだ超えることができません。
でもね、この歳になっても勉強し続ける日々を送っているんですよ。
あの怠け者のわたしが。
「さとうきび畑」は、わたしに、かつての素晴らしい同級生の存在を思い出させてくれました。
体験の全てが自分に必然だったように
会ったすべての人々が、みんな、必然の出会いで
何らかの影響を自分に与えてくれていたのだと
今更ながら気づいた一曲でした。
Sさん。前向きに倒れて命尽きたのなら
目指すところの途中でも、幸せな思いで死ねるのだろうか。
その答えを、あなたから聞きたい。
あなたは、きっと、あの静かな笑顔で笑うだけで答えないのでしょうね。
いつも、本をひろげじっと思索にふけっているような、
そう、ペギー葉山さんの「学生時代」にうたわれているような女性のそんな風情が…
ガチャガチャしていた学内の中で、彼女の一角だけが別の空気をつくっていたなぁ、と。
20歳の私には、ちょっとあこがれの対象でした。
50歳を過ぎ、今だにガチャガチャやっている…。
HIG'77のなかで、あの時代に「サトウキビ畑」を歌われたのですか。
私も聞いてみたかったな…
女性史のゼミで、少しご一緒しました。もっといろんなお話をきいておけばよかった…って、
pecoさんの記事を読んで思いました。
え~っと、やっと今日お米を送りました。
かなり、ヒエが混じっています。
食感にはあまり影響はしないとは思いますが…お米研ぎの際に、取り除いてくださいませ(^^;
お米ありがとうございまっす。
楽しみっす。
へえ、先輩はもう50を過ぎたんですかぁ。