修成建設専門学校 ガーデンデザイン学科 (造園)のブログ

関西の専門学校でエクステリア・ガーデニング・造園・園芸・園芸療法・外構・ガーデンデザイナーを目指す若者達へ

Aさんへ いちごの栽培

2011-03-08 20:19:06 | 日記
Aさん ご苦労さんです
コメント欄にしようか とも思いましたが
参考文献が 長いんで ちょいと アップします

受粉の事は 中々画期的な方法が見当たらないようですが
参考までに LED栽培の記事がありましたんで
のしときますね

『かつて従来のLEDでイチゴの栽培に挑戦したことがあります。
ところが、その時は径が1cmくらいのところで止まってしまってそれ以上果実が大きくならなかったのです。
植物に実を結ばせるには、葉を育てる以上の強力な光が必要なのです。
そこで、今回は従来の5倍にパワーアップした新型LEDを使い、世界初のイチゴ栽培に挑戦です。
今回の実験に使用した色は、赤、赤に緑を加えた黄、そして紫の3種類です。
受粉は、ミツバチの代わりに人の手で行いました。

期待していた赤色LEDのイチゴに実がなる気配はありませんでした。
渡邊教授のたてた仮説は、葉が大きくなる栄養成長とつぼみをつけて花が咲いて実がなる生殖成長とは相反する、というものです。

黄色LEDの光で栽培したイチゴは、実は熟しているけど大きくはなりませんでした。
大きくなる前に完熟してしまったのです。
その原因は不明です。

そして、紫色LEDでは葉が成長していません。
こうして、すっかり実験は行き詰ってしまいました。
そこで、渡邊教授が考えた次なる一手は光合成をさせながら実を成長させるバランスを見極めた、赤に青と緑を配合した白色LEDです。
この方法での実験開始から4週間後、世界初のLED栽培イチゴが見事に実りました。
受粉した花はその後次々に成長し、調整した白色LEDが実を結ばせたのです。
味はとても甘く、また完全無農薬ですから洗う必要がありません。』

とまぁ こんな感じです。
参考になるか???

それと ニホンミツバチが スズメ蜂をやつける方法知ってますか?

巣を襲われたミツバチが 大群になって スズメバチに覆い被さるんです。
スズメバチの耐温度より ミツバチの温度が高い為 温度で死んでしまうんですよ~

受粉に色んな蜂があるかも ですが ビオトープ的には外来種はダメかな~って思います。

ギターの調律に使う振動させるやつ・・・名前忘れたけど そんなのをトマトの受粉には
使ってる事もあるらしいが・・・

また 調べてみます  Aさん ‘ いちご一会 ‘
この タイトル 大好きです!

俺が言うのも なんやけど

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屋上緑化“イチゴ一会”プロジェクト~その前にVo.1~

2011-03-08 09:00:00 | 日記
 3月8日 火曜日

“イチゴ一会”プロジェクトを始動する前に、
前回お話した通りクリアしなければならない受粉の
問題があります

イチゴ生産農家さんは殆どが受粉をミツバチに頼っているのです。

ではガーデンの屋上でミツバチが上手く受粉してくれるか否か?
今後ミツバチの飛来状況やイチゴの出来を観察する必要があります

意外と心配している以上にミツバチがやって来て受粉してくれるかも
知れませんが、念の為前以て調べてみました

 まずミツバチについて。
日本にいるミツバチは大きく分けて2種類。

ニホンミツバチと


セイヨウミツバチ。


ニホンミツバチは古来から日本に自生する在来の野生種。
セイヨウミツバチは蜂蜜を多く貯めるため海外から輸入した外来種です。


ではこの2種類ではどういったことが違うのか?

[ニホンミツバチの特長]
①性質が温厚でやたらと刺さない。
②低温でも活動性があり、自然環境下で日本の冬を越冬することができる。
③ダニの寄生や病気の発生がほとんどないので殺菌消毒の必要があまりない。
④天敵のスズメ蜂に対して効果的な防衛法を知っている。
⑤蜂蜜の量が少ない。
⑥環境の変化などで巣を放棄することがある。
                              …etc

[セイヨウミツバチの特長] (ニホンミツバチの逆)
① 気が荒く刺されることがある。
② 越冬の為保護するなどの対策が必要。
③ ダニの寄生や病気の発生があり殺菌消毒の必要がある。
④ 天敵のスズメ蜂による襲撃で全滅する危険性がある。
⑤ 蜂蜜の量が多く安定している。
⑥ 巣を放棄する事はあまりない。
                              …etc


ではミツバチを飼育してはどうか?
調べてみた。

東京 銀座のある高層ビル屋上でミツバチの養蜂が
行われ蜂蜜も採れて大変注目されているらしい。

養蜂を行う上で必要な条件は
① 近隣住民(学校)の理解を得られること。
② 近隣住民とトラブルにならないだけの広い敷地の確保。
③ 各都道府県・市町村で決められた許可を得ること。
                              …etc


(上記の項目を全てクリアできたとして、)
では設置に当って考えられるデメリットは?

ちょっと気になることがあり調べてみると
ここで大きな問題にぶち当たったのです

ガーデンの屋上で養蜂を行う場合、飼育の手間などを
考慮してニホンミツバチの方が適していると思われる。
が、学校という環境だけに巣箱の周りを多くの学生が
行き来する。つまり温厚なニホンミツバチであっても絶対に
刺さないとは限らない。
刺された場合の事も考えなければならない。
刺されれば少し赤く腫れ上がる程度のようだが、
最も恐いのはハチ毒によるアナフィラキシー。
アナフィラキシーとは特定の起因物質により生じた全身性の
アレルギー反応。重症になるとアナフィラキシーショックという
危険な状態になり死に至ることがあるとのこと
ミツバチもこの起因物質を持っていることが分った。

このアレルギー体質である学生が修成にいれば
とんでもないことになる

困った、困った
引き続き調べます。

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