修成建設専門学校 ガーデンデザイン学科 (造園)のブログ

関西の専門学校でエクステリア・ガーデニング・造園・園芸・園芸療法・外構・ガーデンデザイナーを目指す若者達へ

卒業生へ贈る言葉

2011-03-11 00:33:01 | 日記
日が変わってしまいました
今度卒業する皆さんへ 下手ながら動画をアップしました。

後数日で卒業ですが この2年間楽しめましたか

私は 皆に逢えて幸せでした。
とても楽しい時間を共有できたことに感謝します

卒業式では逢えると思いますが また同窓会でも
逢えることを楽しみにしています。

では ご覧下さい (少し難しいわ おっさんには





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屋上緑化“イチゴ一会”プロジェクト~その前にVo.3~

2011-03-11 00:00:00 | 日記
3月10日 木曜日

これまで調べてきた通り、ハチはどんなハチであっても
アナフィラキシーの起因物質を持っているということが分りました

修成屋上での養蜂はやはり無理があるのでしょうか?

調べてみると実際にニホンミツバチの飼育を行っている学校が
数校ありました。

HPに掲載されていた巣箱を取り巻く施設は非常にしっかりとした
もでの、養蜂という活動を通して広範囲に渡る地域交流の様子が
とてもよく分りました

が、インターネットで調べる限り、この問題についてどのように
取組んでおられるのかの詳細は掴めず
そこで実際にその飼育に関わっておられる方の?学校の??
HPに問い合わせてみました。

その結果、アナフィラキシー対策をはじめ巣箱の管理体制や
地域専門家との連携など、あらゆる面で徹底した対策を講じて
おられるとのこと。
例えば、飼育に関わる学生の制限とその飼育担当教職員と学生
(保護者承諾のもと)のアレルギー検査実施。防護服着用、
巣箱付近への立入、養蜂活動実施における周囲への連絡・警告の
徹底などなど。

今までに全く問題、トラブルがないというのも頷けました


地球環境を考えるという意味ではニホンミツバチの復活に役立つ
活動は非常に素晴らしいし、とっても興味があります

しかしこうなってくると“イチゴ一会プロジェクト”というよりは
“ミツバチ復活大作戦(仮称)”みたいになってきますね
今回はあくまでもイチゴがメインのプロジェクトなので、正直そこまで
やるべきなのか…また中途半端にやるべきことだとは考えていません


ここでみんなに知っておいて欲しいこと。
それは、野原や山、庭など昔からどこででも見ることの出来た
ミツバチがその数を激減させ、今や人の手によって増やされ
販売されているという
(みんなが日常食している実の成る食品?例えばトマトやイチゴを
 つくるために、日本の生産農家さんの殆どが受粉役としてそれを購入
 されています。)
その過程では「商業的に生産された遺伝的多様度が減少した個体群」が
発生し、それが「遺伝子を攪乱する可能性がある」という事実
また、在来種のニホンミツバチよりも生産性の高い外来種(セイヨウミツバチ、
セイヨウオオマルハナバチ等)が多く導入され在来種を脅かし、パッと目には
分らないけれどみんなのまわりをごく普通に、在来種よりも多く
飛びまわっているのことです。

ニホンミツバチ激減の理由の1つにニホンミツバチが農薬害に非常に弱い
という性質が挙げられます。
これはニホンミツバチに限らず、今危機的な状況を迎えている
動植物に共通して言えることなのです。

N先生がいつもお話しされている無農薬栽培の大切さを痛切に感じます。

ある動植物が少なくなる、もしくは多くなると、また消滅するか
突然出現するとその生態系は崩れ始めます。

例えば今住宅街で数を増やし、ゴミなどを荒すカラス。
東京銀座の高層ビル屋上で養蜂を始めてから、その周辺にいたカラスが
減ったと言います。それはなぜか?知っているかもしれませんが、
ミツバチは蜜を狙う熊から巣を守るという本能があり、黒いものを
襲う傾向があります。実験で黒い風船を巣箱の周りに置いておくと
アッという間に攻撃し風船を割ってしまいました。
この理由からカラスもミツバチに撃退されたのでしょう。
ですが、この生態系の中からカラスが居なくなるとまたどこかで
何かが狂い出すの可能性があるのかもしれませんね

結局、人間の私利私欲で自然環境を掻き回すのはいけないという
ことなのでしょう。


ということで、修成の屋上では出来得る限り無農薬栽培で、
環境に優しいエコガーデニングを行います
そしてニホンミツバチの飼育は無理でも、受粉役のミツバチ(できれば
ニホンミツバチ)などの昆虫が安心して花の蜜を吸いに
来れる環境をつくり、種の保全、または自然環境の保全とビオトープの
確立に努めていこうと考えます。

学生諸君には当面 イチゴの人工受粉と飛来昆虫の観察
などをしてもらう予定です。

果たして修成の周辺にはまだニホンミツバチがいるのでしょうか

次は在来種のニホンミツバチやクロハナマルバチが好きな植物を
調べてみよっと



 ※「自然環境を掻き回すのはいけない」と言いました。
  だからと言って環境の為に何もしないでイイ、もしくは
  何かをしてはいけないということではありません。
  何かをしようと思う時には、必ず前以て十分に全てのことを
  考慮し、また周りに配慮して行われるべきだと考えます。

コメント (1)
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水耕栽培を試してみます!

2011-03-10 19:08:58 | 日記
こんばんは
昨日言ってました 水耕栽培を本日始めました~
なんか ハヤ~ って声が聞こえてイるような・・・気のせいかな・・・
そして 液体肥料は注文しました。
肥料はこれです

この方法で育てたトマトの収穫が 1本の株から 何と 1万3000個の実を収穫。

その株が こんなです トマトも 上からぶら下がっていますよ





凄くないですか  成分などは このホームページから調べて頂戴http://www.kyowajpn.co.jp/hyponica/

そして外にはサトウキビ  これも何と

植え付け6ヶ月で 6mに育ったらしい

それが これだ~



外にはケール

(参照文)ケールはキャベツの一種です。 普通は大きさ60cm程度の1年草です。
     ハイポニカで栽培すると草丈は5m以上となり、2年を経過しても枯れることなく生育を続けます。

それが こんな感じです

興味のある人は ホームページから・・・・

とにかく 私 試してみますが・・・うまくいかなかった時は・・・・

再挑戦で教室でつくろう!!




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面白い水耕栽培発見!

2011-03-09 20:26:04 | 日記
こんばんは
ちょっと変わった水耕栽培のサイトを発見したんでアップします

いつでもレタス っていうサイトですが バ-ミキュライトとハイポニカ液肥のみで
栽培し成功してます。

こんな方法であれば教室内で簡単に種から作れますね。

やってみようか~!
(と いつも試したがる俺

造って教室で食べような~
(と もうやる気満々な俺

では覗いて見てくださいね

話は飛びますが

パンダ~ 君はどうしたんだ~ コメントもなんもないが~

修成っ子のブログへの書き込みは どうしたんだ~

というところで 下記をご覧下さい

http://azcji.cocolog-nifty.com/blog/

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屋上緑化“イチゴ一会”プロジェクト~その前にVo.2~

2011-03-09 00:00:00 | 日記
 3月9日 水曜日

前回挙げたアナフィラキシーの問題を考えるに当って、
ミツバチに接する人達はどうしているのでしょうか

とそこで、最近のイチゴ生産農家さんはどんなミツバチに受粉して
もらっているのだろうか?
実際に活躍するミツバチにその問題がないのか??
そんなことを考えている時こんな記事を見つけました。
「イチゴの受粉、ミツバチ不足で主力は‘マルハナバチ’」

マルハナバチ?…もしかして
以前からAが授業でも話していた
「あの“プーさんに出てくるハチ”かな?」

ビンゴでした

但し、マルハナバチも何種類かあって在来種と外来種があります。

Aが「昔は見かけなかった」と話したのはこのセイヨウオオマルハナバチ。


見た目はとっても可愛いのですが、残念なことに
「セイヨウオオマルハナバチが繁殖すると、餌や巣の競合により
 在来種を駆逐したり、受粉を依存する植物を減少させる心配がある
 ことがわかりました。このため平成18年国はセイヨウオオマルハナバチを
 外来生物法で「特定外来生物」に指定し、飼育・保管・運搬等を
 規制するとともに、飼養者に対しては野外逸出防止の適正な施設を
 整備し、管理を行なうこと等万全な対策を講じることを義務づけました。
 しかし、法施行前に逃げ出し野生化した個体は生態系への悪影響が
 懸念されることから防除活動を行っています。」とのこと。
ちょっと可愛そうな気がします

一方 イチゴ生産農家さんでは在来種である‘クロマルハナバチ’に
受粉してもらっているようです。





この‘クロマルハナバチ’について少し調べました

この‘クロマルハナバチ’を販売されている企業さんの
HPから。
「利用者(=生産農家さん)から多く聞かれるクロマルハナバチの意見は、
① メス(女王バチ、働きバチ)とオスの識別が容易
② おとなしい
③ 働きバチの体サイズが大きく施設内での観察が容易
 などが挙げられる。

 性格がおとなしく やさしいハチで、セイヨウオオマルハナバチよりも
 攻撃性が低く、ほとんど刺すことはありません。
 セイヨウオオマルハナバチと比べ働きバチの数は少ないですが、
 数頭のクロマルハナバチは数千頭のミツバチと同様の働きを
 することがわかっています。身体が大きく、授粉活動も丁寧に行います。
 また、セイヨウオオマルハナバチと違い、特定外来種に
 指定されていないため、申請手続きなどが不要です。
 日本にもともと生息するハチなので、生態系を崩す
 心配もありません。
 マルハナバチはイチゴの花が好きです好きという言い方は
 正確ではないのかもしれませんが、トマトでの利用と比べた
 場合明らかに巣箱の寿命は長いと言えるでしょう。
 また、マルハナバチは本来寒い地域に生息しているので、
 ミツバチが活動を始めないような早朝や曇雨天の日、あるいは
 今年の初めのような強い寒波による低温条件でも受粉活動を
 してくれることが確認されています。」

ミツバチよりも見た目、可愛いしイイかもと思いましたが、
「巣箱の寿命」という言葉に引掛り調べました。

ミツバチの働き蜂寿命は1ヶ月~数ヶ月程だそうです。
それに比べクロマルハナバチは1ヶ月~1ヶ月半ないし
2ヶ月程と短命だとか。
巣箱の寿命が働き蜂と同じということは、飼育は無理なのでしょうか?
毎年購入しないといけないようです。


他のHPにはこんな内容の記載も…
「ミツバチより体が大きく同じ花を頻繁に訪れることで花自体を
 傷つけてしまい、果実がうまく実らない恐れがある。
 花粉交配に使える期間も短い。」とありました。


また
「クロマルハナバチに切り替える生産者や生産団体も少なくない。
 しかし、安易な切り替えは新たなる生態リスクを生み出す危険性を
 指摘する研究者もいる。
 商業的に生産された遺伝的多様度が減少した個体群が野外に漏出した
 場合、もともとその地に分布するクロマルハナバチの地域固有の
 遺伝子を攪乱する可能性がある。これらのことから、法的な規制は
 なくとも、在来種マルハナバチを利用する場合にも逸出防止のための
 ネットの展張は必要である。もちろん、利用上の側面からもネットを
 展張することは有用であり、野外の花への訪花、天敵による被害の
 防止など在来種マルハナバチに施設内で安定的に授粉活動をさせる
 ための最低条件と言える。」とも…。

やはり日本における在来種であっても各地そこそこの環境にあった
生物がおり、人為的に生態系を壊すようなことがあってはならないと思う

ということで、ニホンミツバチが最もエコなハチという結果になりました。

でも結局ミツバチもマルハナバチもアナフィラキシーの起因物質を
持っているのだそうです。

…はぁ お疲れ様でした

続きはまた次回。



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