この時期のドラマとしては昨今 「砂の器」 以上の重さをもったドラマである
白夜行が先日終わりました。
テレビ局のサイトを見ていただければわかりますが、一昨年の「世界の中心で愛を叫ぶ」の主演をした二人 山田孝之、綾瀬はるか のコンビでした。
(逆の立場で、山田くんが演じる亮司のほうが死んでしまいましたね)
原作の著者である東野圭吾さんの本は比較的よく読んでいるほうなのですが、白夜行はその本のあまりの厚みに圧倒されて読んでいませんでした。
近々、読んでみたいと思っています。
作者が作者なので、そうとうにディープな話になるだろうなとは思っていたのですが、想像を超えていました。原作は読んでいませんが、東野さんの本らしい終わり方(決して物語を解決させて終わらせない)だなと思いました。
この話の中で度々主人公たちが「風と共に去りぬ」のスカーレットオハラとレッドバトラーに自分をなぞらえるので、もう一度物語を確認するためにDVDを買ってまで見てしまいました。
ドラマが終わってみて、考えさせられるというより世の中のマイナスというマイナスを重ねたらこういうことにもなるだろうし、自分の人生を重ね合わせても決して別世界の話ではないと思いました、ただとても子供に見せられるような内容ではありませんでした。
「太陽の当たるところ」っていったいどこなんでしょうね。
東野圭吾さんはデビューしたての頃こそ、「元電気系のエンジニアの発想」らしいなという物語が多かったので普通の読者の人以上に自分自身が楽しむことが出来る部分がありましたが、最近の作品はそれが複雑に融合して、他の作家の人には書けないものを書いていますね。
同世代の東野さんや宮部みゆきさんの著書は特に興味深いです。
白夜行が先日終わりました。
テレビ局のサイトを見ていただければわかりますが、一昨年の「世界の中心で愛を叫ぶ」の主演をした二人 山田孝之、綾瀬はるか のコンビでした。
(逆の立場で、山田くんが演じる亮司のほうが死んでしまいましたね)
原作の著者である東野圭吾さんの本は比較的よく読んでいるほうなのですが、白夜行はその本のあまりの厚みに圧倒されて読んでいませんでした。
近々、読んでみたいと思っています。
作者が作者なので、そうとうにディープな話になるだろうなとは思っていたのですが、想像を超えていました。原作は読んでいませんが、東野さんの本らしい終わり方(決して物語を解決させて終わらせない)だなと思いました。
この話の中で度々主人公たちが「風と共に去りぬ」のスカーレットオハラとレッドバトラーに自分をなぞらえるので、もう一度物語を確認するためにDVDを買ってまで見てしまいました。
ドラマが終わってみて、考えさせられるというより世の中のマイナスというマイナスを重ねたらこういうことにもなるだろうし、自分の人生を重ね合わせても決して別世界の話ではないと思いました、ただとても子供に見せられるような内容ではありませんでした。
「太陽の当たるところ」っていったいどこなんでしょうね。
東野圭吾さんはデビューしたての頃こそ、「元電気系のエンジニアの発想」らしいなという物語が多かったので普通の読者の人以上に自分自身が楽しむことが出来る部分がありましたが、最近の作品はそれが複雑に融合して、他の作家の人には書けないものを書いていますね。
同世代の東野さんや宮部みゆきさんの著書は特に興味深いです。