能登尚彦 weblog

思ったことを勝手気ままに書いています。

ひとことの気持ち

2010年08月03日 16時57分10秒 | 一般
先ほど、16時になったので隣の親戚の放置状態の家から飛び出している植物を伐採していました。

はっきりいって他所の家から出っ張っているものですから、いくら親戚だからと言って手を出すことは本当は出来ないですし、やる義理も無いのですが、近所づきあいの手前(文句をポストに入れてくる人もいるので)やらないわけにもいかず、半ば、いやいややっていました。

近所の年配の男性が通ろうとしたときに、路地が切った植物で、とっちらかっていたので

「あっ すみません」といったところ

「あっ いやいや ご苦労さんです」と言って、通っていってくださいました。


特別、意味のある言葉では無かったのかもしれませんが、この時、いやいややっているのが少し恥ずかしくなりました。

親戚なんだから、なんとかしろと文句をいう人も一部にはいるのですが、ご近所でも事情をわかってくださっていて、気の毒だと言ってくださる方も何人もいらっしゃいます。

きょうは、この年配の男性が発した「ご苦労さんです」のひとことにどれだけ気持ちが救われたかわかりません。

東京も捨てたものではないよな...と我が故郷を想いました。