能登尚彦 weblog

思ったことを勝手気ままに書いています。

慣れた道具は仕事がやりやすい。

2013年08月09日 23時08分30秒 | 一般
きょうは一日作業場にいて、ハンダごてを使った仕事をしていました。

だいたい想定していた時間で工程をすべて終えることができました。

しばらくぶりに本格的に自分の作業場で仕事をしたのですが、モノを置く位置関係とか手慣れた道具とか、やはり自分の道具で作業をするのがやりやすいということを実感しました。

今、困っているのは自動ハンダ吸い取り器が壊れていまっていること、基板上でケミコンがパンクしてしまっていたのが原因だったので一回修理をトライしてみたのですが、結局回復させることができず現在に至っています。新しいのを買うぐらいこれを使うような作業があれば別なのですが、安価なものもあるのでそれが安いときに手に入れようと思っています。

あと、今回やっぱりどうしてもこれは無ければならないと思って実際役に立ったのは温度調整付きのステーション型のハンダごてです。

メーカーとは違うのでどうしても鉛フリーハンダを使わなくてはいけないわけではないので、その点はいいのですが、例え共晶ハンダを使っていても、オーバーヒートしないコテ先で熱を吸われてもすぐに熱復帰するコテ先...これは大きいです。(安いハンダごてはこれができません。ワンプッシュで120Wになるハンダこて...これでもできません。)

鉛フリーのハンダを取り扱う場合はこのステーション型ハンダごては必須です。鉛フリーハンダは共晶ハンダに比べて融点が高いためにハンダの温度を上げがちです。この温度管理をきちんとしないときちっとしたハンダづけができません。普通のハンダごてを使って出来ないことはないかもしれませんがオーバーヒートさせると思い切りイモハンダになります。(上手な人はできるかもしれません)

困ったことに鉛フリーハンダはきちっとハンダづけができていても共晶ハンダのようにキラキラという感じにはならないので、イモはんだなのかそうじゃないのかを判断するのが難しいです。

ハンダごては下手なら下手なほどいい道具を使ったほうが間違いがありません。

例え趣味でもつまらない道具を増やすようであれば、いいハンダごてを買いましょう。(鉛フリーハンダでも使えます。)


goot 鉛フリーはんだ用こて RX-802AS
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太洋電機産業