Impossible is nothing ~攻めあるのみ

飛行機を愛し飛行機に愛された男がつづる!
航空界の大人気ブログ!!
いろんなジャンル語っていきます!!!!

B787-9を見て思うこと。

2019-01-13 23:17:31 | 飛行機小ネタ
最近、どこの空港にいってもよく見る。
特に2017年→2018年で、結構なキャリアがB787-9を入れてきたような気がする。

世界で最初に導入したのはニュージーランド航空だったと記憶しているが、
ANAがその次だかで、かなり早いタイミングで路線に入れていた。それが2014年。


All Nippon Airways B787-9/JA830A

今となっては、羽田の国際線ターミナルにこれでもかといるB787-9
でもデビューは国内線。羽田から福岡、伊丹、松山と1往復ずつしてた。
これ、飛び始めて1月経つか経たないかの頃に松山でとったもの。

ルックスは、あー長いという感じ。
それからたった数年で、どえらい勢いで新路線を開拓し、どえらい勢いで国際線に投入されるとは思わなかった。
いま羽田のインタミいったら、ほんとこいつしかいないくらいの勢い。

それから、ユナイテッドが日本に飛ばしだして、そうこうしているうちに、B787といえば、-8より-9を多く見かけるようになった。


Air France B787-9/F-HRBA

エアフラも去年から日本路線へ入れてきた。
KLMは2016年からだったので、ちょっと遅かったかな位の印象。
B777-200ERをリプレイス。供給座席数は2割くらい減ったのかな。
それでも入れてくる。それはちょっと前に飛ばしだしたKLMも同様だった。
キャビンも最新のプロダクトだと言うし、ちょっと線の細いマーケットに刺激を与えているのか。


Japan Airlines B787-9/JA874J

JALは羽田からのインターではなく、成田からのインターメインで入れている。
この前から中部ホノルルに入った。夏スケからは関空ロス/ホノルルもか。
結局、中部や関空はベースといえる規模がないので、成田線と機材運用が共通になってしまう。
そんな縛りから、なかなか新しい機材が入らないが、ようやくといったところ。
と言いながらも、キャビンの新しいプロダクトが地方路線にも行き渡らせる気概とも取れる。
(B747-400時代なんて行き渡ってなかったもんな・・・)

長距離の新路線向け、座席数は少なめ、といった導入当初の印象(というかB787-8の印象とも言えるか)を覆すように、
既存の路線でもちょっと大きいB777-200を蹴落とすように、ちょっと小さなB767-300ERを追いやるように進出が目立つ。

そして、新顔のイーバー。

EVA Air B787-9/B17882

このキャリアはB777-200ERを持っていないし、A330-200/300は概ねアジア圏内で使っている。(しかも-300は新しい)
どう使うんだろうか。ANAのように後発だし、新路線をがつがつ開拓していくのだろうか。
そういえば、再開する中部線もB787-9らしいしな・・・

B777が出た時も、完全にB747を追いやることは出来なかった。
今日、双発機が主流となった上に、チョイスの幅が広がっている。

各社がこいつをどう使っていくかを注意深く見ることで、戦略が見えてくるなぁ。
結構、こういうの追いかけるのも楽しいと思うけどね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする