新型インフルエンザ・ウォッチング日記~渡航医学のブログ~

照会・お便りetcはこちらへどうぞ
opinion@zav.att.ne.jp(関西福祉大学 勝田吉彰研究室)

エボラ患者の逃走、ラジオで呼びかけるも依然として首都徘徊中

2014-07-27 07:42:09 | エボラ出血熱・EVD・エボラ・エボラウイルス感染症

少し以前の紹介した、エボラ出血熱をめぐる現場の混沌。患者が隠匿されたり逃走したり、デモ隊に催涙弾の応酬・・・といった事態が依然として改善せずに報道され続けています。

  • シエラレオーネの首都フリータウン。エボラ出血熱陽性が確認された患者が病院から離院したとして、メディアを通じて捕獲協力要請がなされている。
  • 32歳女性。いったん隔離されていたが、家族が病院に押しかけて強制的に連れ去った。人口密集地のWellingtonに居住。

患者が脱走したから注意を!とラジオで呼びかけられるも、保護されたという情報なし。いまも(首都の!)どこかで匿われて体液通じて感染拡大している・・・それを見つけ出し強制連行するような、中国的監視網はもっていない。ホラー映画のネタにと考えている監督はすでにいるのでしょうか。

ロイター⇒Huffington post
http://www.huffingtonpost.com/2014/07/25/ebola-sierra-leone-on-the-run-capital-freetown_n_5620412.html

First Ebola Patient From Sierra Leone Capital Is On The Run

Posted: 07/25/2014 9:11 am EDT Updated: 07/25/2014 1:59 pm EDT
Print Article
 
 

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 7月25日(金)のつぶやき | トップ | エボラ出血熱をめぐる流言を... »
最新の画像もっと見る

エボラ出血熱・EVD・エボラ・エボラウイルス感染症」カテゴリの最新記事